「激安・コスパ重視」不凍オキアミ(刺し餌)の作り方「フカセ釣り・カゴ釣り」

jyomonpapa

今回は、オキアミの中身が凍らず、釣り餌として使うオキアミを持ち帰って冷凍したりしても再利用できるようなオキアミの作り方をご紹介します。

さらに、ハード加工するため、遠投してもオキアミが針から外れにくくなり、多少餌取りにも強くなる餌ですので、ウキフカセ釣りには必須の加工餌となります。

以前の記事で、変色防止のオキアミの作り方を説明しましたが、手間隙かけて完璧な不凍オキアミを作りたい方向けの記事です。

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上記記事で、紹介したどの方法よりもこの不凍オキアミは持ちます。

1年くらい家庭用の冷凍庫に保存しておいても、毎度しっかり冷凍させすれば、冷凍保存が出来る比較的コスパ重視のオキアミです。

釣行回数によってですが、1年分のオキアミを作っておけば、かなり経済的です。

釣り場・現場で変色防止を簡潔に行いたい方は上記記事から確認してみてください。

今回は、冷凍庫で不凍オキアミを大量に作り、保存する方法となります。

最大の肝は「みりん」に漬けることと解凍方法

今回の不凍オキアミの作り方ですが、一番最初に僕が色々失敗を重ねてきて、学んだ肝をご紹介します。

最大の肝はやはり「みりん」に漬けることです。

このみりん漬けをすることで、浸透圧などの関係で元々のオキアミの水分が抜けていきます。

オキアミ内部などの水分が結果的に冷凍保存した際に、霜焼けや変色などの要因となり、オキアミを大きく劣化させる原因となります。

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水分が抜け切れていないと数ヶ月で上記写真のように冷凍焼けや変色を起こしてしまいます。

もちろん、僕の保存方法として毎日開け閉めする家庭用の冷凍庫を使用していることもあり、変色しやすいのは承知ですが、仮に釣り用だったとしても水分がある以上、変色や蒸発して冷凍焼けは避けられないことです。

また、水分が抜けているということは刺し餌を釣り前に解凍する必要がなく、すぐに使えるオキアミを持って釣りに行くことが出来ます。

これ結構なメリットです。

そして、もう一つ大事なことがあり、漬ける予定のオキアミの最初の解凍方法です。

この工程が美しく形を綺麗に、そして長く使えるオキアミを作るために超重要なことです。

理想は冷凍庫から取り出すもしくは購入して自宅に帰ってきて作業を始める際に、冷蔵庫に入れてゆっくりと溶かしていくことです。

もちろん、時間の都合上多少短縮したい場合は後ほど紹介する方法で短縮して欲しいのですが、できる限り冷蔵庫でゆっくり解凍する時間を設けることが大事です。

具体的に、オキアミの48切ブロックは冷蔵庫で解凍した場合、1日半〜2日完全解凍するまで時間がかかります。

理想は完全解凍して、形が崩れていない状態のオキアミから作るのが理想です。

肝は以上になります。

上記内容さえ気を付けてもらえれば、誰でも再現性のある不凍オキアミが出来ます。

ただ、この作り方は時間のある方向けで、最低でも2日〜4日かかります。

コスパ最強の不凍オキアミの作り方

オキアミを購入

まず、用意する物の前にどのくらいの量とサイズの不凍オキアミを作るのか確認してみてください。

僕の場合、フカセ釣りとカゴ釣り(アジメイン)で行くことが多いので、オキアミのLサイズとMサイズを48切サイズで1ブロックづつ購入してきました。

これだけで、大体1年近く持ちます。

ただ、サイズの注意点があり、各々で釣具店で確認して欲しいのですが、Lサイズと言っても刺し餌にすると縮むので、購入時のオキアミより小さくなることを想定してください。

もし、多少小さくなることが嫌な場合、LLサイズを購入するとかサイズをアップするのがおすすめです。

僕はアジ用ですので、1ブロックはMサイズでもちょうど良いです。

オキアミ以外に用意するもの

用意するものは使うオキアミの量や大きさや冷凍庫の保存方法によって若干変わってきます。

  • ザルとボウル
  • みりん(48切を2ブロックの場合、1リットル必要)
  • 砂糖かグラニュー糖(好きな量で良いです)
  • ジップロックなどのチャック付きの袋(冷凍庫内で潰さずに保存できる方)
  • タッパー(オキアミを全部入れられるサイズで漬け用、蓋付きが望ましい)
  • 小分け用のタッパー(完成した不凍オキアミを冷凍庫で保存する用、タッパーごと持って行き、際余った分は再冷凍できる)
  • オリジナルの材料(市販の集魚剤、食紅、粉類など)

全部100円均一で揃いますので、普段使う食料品とは別で用意するのが望ましいです。

まず、良質とまでは言わないので、みりんが足りなくなることがないように1リットルは用意します。

オキアミ48切2ブロックの場合、これ全部使い切ります。

他、釣り用のザルとボウルを用意して、僕は砂糖を用意しました。

そして、大事な大きなタッパーです。

漬けオキアミをみりんと一緒に入れるので、大きなサイズが望ましいです。

冷蔵庫の中にオキアミの漬けている時にニオイ漏れとして、蓋付きのタッパーが望ましいです。

サランラップでも蓋の代用は出来ますが、少し冷蔵庫がオキアミ臭くなるような気がするので、やっぱりぴっちりした蓋付きが良いと思います。

僕の場合、100円均一で売っていたSサイズのフリーザーパックと、小さなタッパーを用意しています。

小さなタッパーはサイズに完成した不凍オキアミを小分けにして、冷凍庫で保存する時に使います。

釣りに行く際にこのタッパーごと持っていけばすぐに使えます。

また、オリジナルの材料ですが、最後の仕上げでみりんに漬け込む際に、食紅を使ってオキアミを染めたり、市販の集魚剤(液体系)を混ぜて浸透させたり、粉末をかけて味付けすることも出来ます。

そのため、このベーシックな不凍オキアミの作り方をマスターすれば、オリジナルの自分だけのオキアミを作ることができるようになります。


みりんに2回漬けるのですが、不凍オキアミを作る上で、遊びの余地を残しておくことが大事です。

地域によっても効果的なこと、人によっても考え方が違いますから、自分で工夫して遊んでみてください。

作り方

○冷凍したオキアミを冷蔵庫に入れます。完全解凍するには、大体1日半から2日間近くかかる場合があります。

これは様子を見ながら行ってみてください。

○冷蔵庫で完全解凍が望ましいですが、時間がない場合や早く解凍したい場合、ブロックごと冷水に当て続ける方法をすれば、この大きさだと15分から20分くらいで解凍出来、スピードを早めることが出来ます。

ただし、先ほども説明した通り、良い不凍オキアミを作る上ではなるべくゆっくり解凍することが最大の肝ですので、できれば、冷水ではなく冷蔵庫でじっくり解凍したいものです。

○解凍したら、ザルとボウルでオキアミのピンク色ぽい水を切ります。

○頭がないオキアミや切れているオキアミなどを軽く取り除いておきます。

○みりんを250mlほど入れます。この量で、48切分1ブロックとなりますので、今回の場合、タッパーを2個、それぞれ250mlづつ入れています。

○みりんに砂糖もしくはグラニュー糖を入れます。量はあまり意味はありません。みりん自体に砂糖は入っていますが、不凍オキアミを作るために、激甘な汁を作る必要がありますので、みりんに溶け切れないレベルで砂糖もしくはグラニュー糖を入れます。

大体で良いのですが、小さじ2杯か大さじ1杯を入れてみてください。

そして、混ぜます。おそらく砂糖もしくはグラニュー糖が溶けきらないと思いますがそれはそれでOKです。

○完全解凍して、汁を切ったオキアミをみりん混合液に入れます。

48切ブロックの場合、みりん250mlで全て浸かるようになりますが、もっと量を漬ける方はみりんを増やしてください。

○冷蔵庫で一晩から丸一日寝かせます。

これ時間が結構大事で、長く漬ければ良いというわけではないため、必ず1回目漬ける時は一晩か丸一日までに留めておいてください。

○丸一日寝かせたオキアミの状態です。

○みりん混合液をしっかりと切ります。理想として、10分から15分くらいはザルで水を切った方が良いです。

ちょっと飴色に近い色になってきましたね。

☆そして、みりん混合液を切ったオキアミを再度、新しいみりん混合液を作り再度入れます。

再利用ではなく、新しく250mlのみりんに砂糖かグラニュー糖を入れて作ってください。

これで48切のオキアミブロック2個でみりん1リットル使う計算になります。

このみりん混合液は2回目になりますので、ここから個人の自由で色々加えてみてください。

イワシ粉末や集魚剤を混ぜて染めるのもあり、黄色の食紅を入れるもあり、とにかく自由です。

色々試してみてください。

ちなみに今回はご紹介なので、何も入れずにベーシックな不凍オキアミにしました。

そして、2回目に冷蔵庫に入れる時は最低でも丸一日、大きめのオキアミだったら丸二日間冷蔵庫で寝かせてください。

この新しいみりん混合液に2回浸けて寝かせるというのがポイントです。

○2回目に寝かせたオキアミをザルで水を切ります。

また、10分から15分ほど置いてみりん混合液を切ってください。

○水を切ったら不凍オキアミの完成です。

かなり綺麗な飴色になっていますよね。

メーカーから発売されているハード加工しているオキアミと色はほぼ一緒です。

○タッパーやジップロックなどに手で仕分けして入れて完成

ご紹介した蓋付きのタッパーに重ねすぎないように入れて完成です。

この時首が取れていたり、尾っぽが取れているオキアミは除去しても良いですが、箸などを使って仕分けしない方が良いです。

手で仕分けしないとオキアミが潰れてしまいますので、手で仕分けすることをおすすめします。

この後冷凍するのですが、入れる冷凍庫によって、ジップロックや小型のタッパーなどに分けて保存します。

とにかくオキアミ同士重ねすぎて、重さで潰れないように保存することが大事です。

みりん混合液に漬けているため、ハード加工気味になっており、多少の餌取りに強くなり、遠投しても簡単に外れないようになっています。

写真はMサイズですが、冷凍ブロックの時より、少し縮んでいます。

主にライトカゴ釣りでの付け餌になります。

Lサイズはウキフカセ釣りでメジナ(グレ)やクロダイ(チヌ)に使います。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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プロフィール
マツ・タケ
マツ・タケ
フィッシングコンディショナー/ブロガー
元々10年以上ルアーマンだったが、ウキフカセ釣りのあまりの面白さに「けしこみングゥ!」サイトを立ち上げる。エサ釣りの面白さを伝えつつ、魚を食べる楽しみを届けたい情熱の人。 魚を美味しく仕立てる「究極の血抜き」にハマっている。二児の父。祖父祖母が魚屋で魚介類を食べて育つ。
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