ウキフカセ

米ぬか単体での撒き餌は使えるけどもかなり厳しい・・・

jyomonpapa

今回は米ぬかのみを撒き餌として海に投入した場合について解説していきます。

まず、米ぬか単体の話をする前に、撒き餌(コマセ)の基本的配合餌であるオキアミの効果をまとめた記事は下記となります。

内容としては、米ぬかと海水とオキアミのみで対応した場合のことです。

結果から言ってオキアミと米ぬかを混ぜると「釣れます」

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ただ、上記の記事で伝えたいことは混ぜているオキアミこそが魚の集魚効果や刺し餌を食わせるためのプロセスの核であり、米ぬかが主役ではないという事実です。

では、実際には「米ぬか単体での撒き餌はどうなのでしょうか」という疑問に対して、この記事を書いた時はあくまでフカセ釣りオンリーでの結果でしたが、今はサビキ釣りやライトカゴ釣りなどのアミアビなどを用いた撒き餌の釣りもやり、米ぬかの使い所やデメリットなどをより詳しく理解することができましたので、あらためて今回の記事にしたいと思います。

米ぬか撒き餌の効果

結論から言えば、米ぬか単体を撒き餌(コマセ)代わりに使うのは推奨しません。

撒き餌にする場合、あくまで他の集魚剤やオキアミ、その他の固形物と合わせることで二乗作用的に効果を発揮するものと考えています。

また、クロダイ(チヌ)やメジナ(グレ)などを狙う場合、まず撒き餌として米ぬかだけを投入しても効果が極端に薄いです。

と言うか釣り成立しません。

ただ、サビキ釣りや小物だけを狙う場合、米ぬか単体でも撒き餌として効果を発揮します。

そう言えるのは、後ほど説明しますが、サビキ釣りなどで小物釣りやアジなどを狙った釣りをした際に感じた実体験からでした。

まず、米ぬかを他の集魚剤やオキアミ、アミエビなどと混ぜる効果は複数ありますが、最も大きな点は集魚的な意味で言うのであれば、「米ぬかの煙幕により視覚的効果」釣人側の利便性で言えば、「汁物系がまとめり、よく飛んでくれる」と言う点にあります。

米ぬかの煙幕効果は特に米ぬかならではの効果で、他にもパン粉や市販の集魚剤の中では安価でこれだけの効果を出す視覚的な集魚効果はありません。

それは、足元サビキ釣りをしている時に真下に米ぬかの塊を落とすとその煙幕の中に魚が突っ込んでくる姿を見れば納得できるでしょう。

煙幕の濁りの中に何かあると思っているのか、魚が寄ってきて、煙幕に突っ込んでくる個体もいるほどです。

ただ、この煙幕効果は地域と時期によって毎回同じ結果を得られるとは限りません。

これが釣りの面白さでもあり、難しさでもあるのですが、横浜で寄ってきた小魚が青森だと反応が薄いということもありますし、横浜でも秋や冬は効果的だけども、夏の赤っぽい潮が入っていると煙幕効果がイマイチということもあります。

ですので、米ぬかだけで撒き餌が成立するしないの話は実は地域性や時期、そして魚種のその瞬間の状況次第で大きく変わるので、何とも言えないのです。

ネットで人により意見が違っていくのも上記のような理由があるからだと感じざるを得ません。

そして、米ぬかを使うもう一つの効果が、オキアミやアミエビの汁が飛ばないと言う点です。

アミエビは特にそのままサビキ釣りのカゴに入れると、汁が周りに飛び散り、ウェアが知らず知らずのうちに汁だらけになって、帰りの車で何ともしれない臭いが漂うことになります。泣

そう言う部分を気にする系の人は撒き餌の汁が周囲に飛ばないと言うメリットはかなり大きいと理解していただけると思います。

無料で手に入る米ぬかを使えば、お金をかけずに撒き餌(コマセ)を作れます。

また、米ぬかを普段から使っていて、思うことが「米ぬかのまとまりの調整具合」です。

天然素材を直に使用しているにも関わらず、海水と適度に混ぜることで、米ぬかをすぐに分散させたり、硬くすることで、団子状に強い塊に調整することも出来ます。

少量の水と米ぬかを混ぜて、固めると米ぬか団子が出来ますのでそれを海に放り投げて頂ければ意味がわかると思います。

このように僕はやったことがないですが、紀州釣りの団子としても機能しますから、やわらかくふんわり作ったり、硬くギュッと固めて作ったりと、撒き餌(コマセ)においても作り方次第で色々なことが出来ます。

撒き餌(コマセ)として機能したのはサッパのみ・・・

僕の経験上、色々細かく実験してみましたが、ほぼ成功体験はありません。

ライトカゴ釣りでは米ぬか単体での撒き餌(コマセ)として使った場合、釣果ゼロでした。

横浜メインでのサビキ釣りで感じたことは米ぬかを適度にペースト状にして、サビキ釣りのカゴに入れてみたところ、面白いことに、サッパが爆釣しました。笑

最終的にサビキ針にヒットしてくるのですが、多くの魚が集まっていたので、サビキ針のみの集魚効果とは考えられず、少なからず米ぬか単体での集魚効果はあるのではないかと感じます。

サビキ針だけ投入しても釣れるケースはありますが、サッパが鈴なりで釣れましたので、一定の集魚効果はあると感じています。

成功体験としてはサッパくらいで、アジやその他の魚を米ぬか単体で釣り上げていないので、やはり、小物系を狙う時限定の撒き餌(コマセ)として考えるのが自然でしょう。

基本的には米ぬか単体では使えず、固形物やアミエビ、オキアミなどの汁混じりと混ぜることで集魚剤として完成すると言うのは間違いないです。

米ぬかの入手方法はこちらから
撒き餌に使う米ぬかの入手・保管方法「コスパ最強の撒き餌」
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米ぬか単体はフカセ釣りでは厳しい評価・・・

米ぬか単体の撒き餌は大体2キロに対して、1リットルくらいの海水を混ぜれば、柄杓などで飛ぶ撒き餌になりますので、フカセ釣りでも使えます。

ゼロ円の撒き餌です。

ただ、この撒き餌試してみたのですが、致命的な弱点があります。

それは刺し餌の持ちが極端に悪く、狙った棚まで持たないというなってしまうということです。

米ぬか単体実験で明らかになったのは、撒き餌に混合する固形物の重要性でした。

これがないと、刺し餌が落ちて行く最中に餌だけ取られ、アタリすら一生出ない釣りを続けることになります。

これどう言うことかと言えば、米ぬか単体を投入すると魚は寄ってきます。

通常、寄ってきてさえくれば、後は刺し餌を口にしてくれるだけで釣れると思われがちですが、この米ぬか単体撒き餌によってきた小魚は基本的に、刺し餌をしっかり食えるようなサイズではなく、啄むような食い方をされることと、撒き餌の中で刺し餌だけが目立ってしまい、狙った棚まで餌が持ちません。

これまで何も考えず、撒き餌にはクロダイ(チヌ)メジナ(グレ)問わず、オキアミを混ぜていましたが、混ぜないと刺し餌が速攻で餌取りにやられてしまい、釣りとして成立しなくなります。

横浜ではボラの稚魚やヒイラギなどに刺し餌を取られる印象があります。

これであれば、むしろ、撒き餌として米ぬかを投入せずに刺し餌だけのウキ釣りをした方がまだマシという状況です。

昔から、オキアミを何も考えずに混ぜている撒き餌ですが、米ぬか単体の撒き餌をすることでより深く今の撒き餌の形が理解できました。

また、もう一つフカセ釣りでは使えないと言っている点に対しての根拠があります。

もちろん、米ぬかに対して集まる魚は集まりますが、魚を持ち帰って胃の内容物をみると、色々な撒き餌を使っていますが、米ぬかや撒き餌の粉末だけが混じることはなく、必ず固形物が入っています。

オキアミはもちろん、クロダイの場合ムギやコーンなどです。

米ぬかの粉は撒き餌として効いているのは確かですが、その煙幕上に落ちていく粉を捕食していることはないのだと言えます。

人間の食べ物で例えるなら、お好み焼きの粉単体では食べないですよね。

必ずお好み焼きの粉と中身の野菜や魚介類やお肉などと一緒に焼き、そして、ソースやマヨネーズをかけて食べると思うんです。

魚からすれば、そんな感覚に近いのかもしれません。

お好み焼きの粉は良い香りだけど、そのままは食べないよね、と言う感じです。

ということで米ぬかは大好きな集魚剤ですが、オキアミやアミエビなどを混ぜずに使うにはかなりリスクのある釣行になり得ると考えられます。

ただ、可能性を感じる動画も・・

ただ、僕なりの答えとして、サビキ釣りのカゴ以外では米ぬか単体での撒き餌(コマセ)の使い所が難しいという結論でしたが、youtubeなどでは、米ぬか団子状にして、中に刺し餌を隠して放り込んで釣る方法など、米ぬか単体でも集魚材として十分機能するようなやり方を試して結果を出している人もいます。

そういう動画を見てみると、しっかり理にかなった釣りをしているように感じますので、使い方次第で格安の集魚剤として機能するのだと思います。

あくまで僕なりの結論は、フカセ釣りにしても、サビキ釣りにしても、ライトカゴ釣りにしても僕の結論としては、米ぬかを最低限の粉物として、オキアミやアミエビなどの固形物を足すというのが最低限の形であると僕は思っています。

釣りは遊び、気になるなら試してみるべき

あくまでこの記事は僕の経験した答えです。

地域が違えば、別の答えがあるかもしれません。

釣りの本質は遊びにあります。

もし、米ぬか単体って撒き餌(コマセ)としてどうなんだろうと疑問に思うならば、ぜひ釣り場で試してみてください。

答えは人それぞれです。

釣りにはなぜかその人がやると結果がでるということがあります。

例えば、ルアーで言えばなぜかこの人がこのカラーを使うとよく釣れるとか、自分にはこのウキが気に入らないけど、隣でそのウキで爆釣しているとか、そういうことがあるのが遊びである釣りです。

僕はこう使うと紹介していますが、他人も同じとは限りません。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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プロフィール
マツ・タケ
マツ・タケ
フィッシングコンディショナー/ブロガー
元々10年以上ルアーマンだったが、ウキフカセ釣りのあまりの面白さに「けしこみングゥ!」サイトを立ち上げる。エサ釣りの面白さを伝えつつ、魚を食べる楽しみを届けたい情熱の人。 魚を美味しく仕立てる「究極の血抜き」にハマっている。二児の父。祖父祖母が魚屋で魚介類を食べて育つ。
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