『要注意』釣り初心者が注意すべき点4選
釣り初心者の方が釣りをする上で注意すべきことを僕自身の経験含めてご紹介します。
気になる方はチェックしてください。
- 釣りの時は運転時は特に注意!眠くなったら、即休憩!コンビニやパーキングエリアなどで即休憩すべし。
- 高波や強風の時、そして雷が鳴り出したら釣りを中止する勇気を!命あっての釣りです。
- 救命胴衣の必ず装着すべし!
- 夜釣りする場合、ライトは必ず2個持って行く!
釣り時の運転は眠気が襲ってきたら即休憩
釣りは朝早くから行った方が圧倒的に良い釣果(釣りの結果)に恵まれることが多いです。
さらに釣りは釣り場が遠くで遠出することになることもしばしば。
そのため、釣りという遊びは寝不足との戦いでもあるのです。笑
渡船や船での釣りの場合、朝何時集合する指定がかかっていますので、準備して車を運する時間は深夜帯ということもしばしばです。
僕の場合、深夜2時に出発し、朝5時から出船、お昼前後に船上がりして、午後に帰宅するというリズムが多いです。
基本的にほとんど寝ずに釣りに行くので、眠気のピークは釣り終わってからきます。
釣りの後は、運転して、楽しい釣りして、疲労の限界を超え、とてつもないやばい眠気がきます。
おそらく、事故してしまう方はここで眠気を我慢してしまう人なんかじゃないかなと思ってしまうくらいです。
僕はブラックコーヒーを飲んだり、栄養ドリンクを飲みまくったりしたことがありましたが、結局あまり効果ない気がします。
通常時は効果あるのですが、僕の場合、ほぼ無い気がします。
根本的には、『仮眠』して少しでも休憩することが重要です。
眠気を感じたなら、すぐコンビニによるか、高速道路の中ならPAに入ります。
または一緒に行っている人に運転を代わってもらってください。
僕は最初遠慮していたんですが、周りの命を預かっているわけですし、遠慮している場合ではないです。
しっかり、「眠気やばい!」と伝えて交代交代帰りましょう。
高波!強風!雷!は即中止!
釣りで事故を起こす方の記事や地域で事故の話を聞いているとやはり、自然に対する知識不足が大きな事故を呼んでしまっている気がします。
山や海というのは、急に顔色を変えます。
それも、急に起きてしまったことに対して対応できずに事故にあってしまうのです。
肌感覚でこれは良くないという感覚があれば、中止しましょう。
まず、高波ですが高波は急に襲ってきます。
一見おだやかに見える海でも、突然、風の様子がおかしくなったり、波のリズムが狂い始める、またはたまに大きな波がくるなどの状況は要注意が必要です。
僕はリアス 式海岸(鋭角に尖っている地形)で釣りをしてきましたので、突然の高波や危険や強風時に何度か遭遇しています。
とにかく急にくるのです。
それを避けるには何をするかと言えば、釣りができるか怪しい場合は海を10分くらい観察してください。
磯でも防波堤でも自分が立っている位置にたまに波がくるような時は即中止です。
また、強風時は仕掛けが投入できない、ルアーが飛ばないなどがあるので、釣り自体がやりづらく成立しづらいこともあるので、物理的に諦めがつくのですが、強風時も油断していると強風で体ごと海の中引っ張られていきます。
押されるというより、引っ張られるように海に落水してしまいます。
強風時も高波と一緒で、危なそうであれば海を観察してください。
僕は、大学生の頃は釣りに取り憑かれていて、何度も釣り場に足を運んで危険な思いをしました。
超強風でビニール袋がすごい勢いで飛んできて、足に当たって転びそうになったこともありました。
命あっての釣りだということを忘れないでください。
万が一の落水の際の命綱は「救命胴衣」
ある程度釣りをされている方なら、落水による海難事故は聞く話です。
僕の知っている範囲では初心者層の夫婦が沖堤防で2人とも落水し流されて死亡した事故が最も衝撃でした。
救命胴衣があるから必ず助かるとは言えないのが正直なところですが、落水しても救命胴衣があれば、不備がない限り体が浮きます。
それがとても大事なのです。
釣りの際は防寒着などのウェア類を着ていることが多いのですが、そのウェアがあるせいで、泳ぎができなくなります。
ウェアが水を絡めてしまい、身体が思うように動かなくなり、パニックになります。
ですから、救命胴衣があれば、力を抜けば水面に浮くことができます。
その間に冷静にどうすれば良いか判断する時間を稼げます。
まず救命胴衣なしで海に落水した場合、水温的な問題でかなり厳しいです。
なぜ、そんなことが言えるかと言えば、大学生の夏休み(とっても暑い日)に救命胴衣なしで防波堤から飛び込んで遊んだ経験があるからです。
その時、フラフラするくらい暑かったので、海に飛び込もうということになったのですが、いざ波が穏やかな内湾側に飛び込んだのですが、海の中は表面のみが暖かく、それより下の層は人が想像している以上に冷たかったのです。
これは体感した人しかわからない海の真実です。
その時は海パン一枚で飛び込みましたが、海に入ったのは短時間だったのにも関わらず、寒気が生じたことを今でも覚えています。
ダイバーがスーツを着るのも納得です・・・・
(アホな大学生時代の話ですので、絶対に真似しないでください・・・泣)
結論として、万が一、落水して体が沈んで、時間がたつと低体温になる可能性が高く、生存率をあげるために、まず、体を浮かす必要があり、そのための救命胴衣が必需品です。
予期せぬ落水は誰でも可能性があります。
一見安全そうな防波堤でも釣り糸に足を取られて転んでしまうこともあれば、強風であおられることもあります。
万が一のためにも救命胴衣は必須です。
夜釣りする時は最低でも光源を2個持っていく
意外に思われるかもしれませんが、釣り場の前の前に車が停められて、夜間での常夜灯があるような安全な釣り場を除いて、夜釣りにライトは必須です。
2人以上での移動が必須な磯や暗闇の防波堤、そして、その周り消波ブロックなどに乗る際は、ライトを最低2個は持っていきましょう。
色々なケースがあり、ライトが使えなくなった時に灯りがないと元の道に戻ることができなくなり、釣りどころではなくなります。
例えば、ライトを海に落としてしまう、ライトの電池やパッテリーが切れてしまうなどの釣りをしていたら、誰でもやってしまううっかりミスが致命的に怖い思いの原因になります。
※ライトの充電は必ず前日までに終えておきましょう。
ライトがない中、波音しか聞こえない暗闇の中で、海の周りに取り残されるのは常人では耐えられない怖さです。
ライト2個買うのは現実的ではないと思いますので、「釣り用のライト+スマホ」「ヘッドライト+通常のコンパクトライト」など色々組み合わせは考えられますが、大事なことはサブのライトを持ち歩くことです。
また、余談ですが昔、夜に消波ブロックの上で釣りをしていたら、足下があまりにもムズムズするので、見てみたら、「フナムシ(防波堤や消波ブロック周りに大量にいる這う虫)」が靴の中に入ってしまい、パニックになり、落水しかけたことがありました。笑
何があるかわかりません。
備えあれば憂いなしです。