はじめてのフカセ釣り

「初心者に伝えたい」釣りのマルチアイテム40㎝バッカンの魅力について語りたい

jyomonpapa

40㎝バッカンは僕は全ての釣り人に買って欲しいアイテムの一つだと思っています。

理由は単純、何でも収納出来るからです。

全てバッカンタイプの収納で、一番上が40㎝バッカンです。

ただの防水バックですが、形が崩れず、バッカン上が重すぎなければ重ね置きも出来、タックルケースやリールなど、道具も自由自在に入れられます。

これを釣具の道具箱として活躍することも出来ますし、サブケースとしても使えます。

さらにさらに、自宅の釣り収納としても機能しますから、釣り人によって使い方は千差万別。

まさに釣りのマルチケースです。

また、僕の使い方としておすすめなのは、濡れたり汚れたモノを釣りの帰宅時に収納出来る点です。

例えば、防水の利点を活かして、釣り後、ドロドロの靴とか濡れたウェアなどは折り畳めれれば、そのままドサっとバッカンに入れられます。

僕はウキフカセ釣りもしますので、ウキフカセ釣りの道具達を長物以外全部バッカンに入れて持ち帰ったりします。

そんな40㎝バッカンの魅力についてご紹介していきます。

そもそも40㎝バッカンの魅力

40㎝バッカンの中に何を入れるかは結論から言って自由です。

入るものであれば何でも良いです。

完全防水ですので水を貯めても良いですし、保冷機能はありませんが、極端なことを言えば釣った魚をそのまま放り込んでも良いのです。笑

それだけ自由度の高い40㎝バッカンですが、なぜここまで40㎝バッカンを推すのかと言えば、理由は沢山あります。

  • ウキフカセ釣りでは撒き餌を作るための重要アイテム
  • ウキフカセ釣りを初めてからは余った40㎝バッカンは集魚剤ケースへ
  • 濡れたものや汚れたものを入れて丸洗い出来て錆びるところがほぼない
  • 収納ケースとの組み合わせで色々な物が入る
  • 釣り終了後の汚れたもの、臭いが発生するもの入れとして機能する
  • 最悪、簡易的な魚入れとして機能する

基本的に僕は40㎝バッカンが収納としても釣具としても大好きです。

一番最初に買ったのは10年以上前のことでしたが、バッカンが欲しくて購入した訳ではなく、釣具店のスーパーセールでアブガルシアの40㎝バッカンとその内部収納ケースがセットで超特売で売っていたことが最初のきっかけでした。

何の理由もなく、ただ安いから買ってしまったのです。

ですが、買ったは良いものの、使い道がなく釣り場に持っていくこともなく、ただの収納ケースになっていました。

是非知って欲しいバッカン収納おすすめ方法
「シンデレラフィット?」最高の40㎝バッカン収納活用術と「VS-3043NDDM」
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ワーム類やルアー、テンヤなどを平置きできるように大量に入れていました。

ボックスの中にまた、ボックスみたいなそんな詰め方でしたね。笑

特にオイリーなエコギアのワークを大量にストックする収納として家にあったという感じです。

バスプロの川村光大郎さんがバッカンの中に「VS-3043NDDM」を入れ、同じ収納方法をしていたのはびっくりしました。笑

その後、バッカンを本格的に活用し始めたのは数年後でした。

僕は結構汚れたものを車に入れるのが嫌いだったので、他人に乗せてもらう時も含めて、汚れたアイテムや洗うアイテム、衣類などは全てバッカンに入れて帰るスタイルになっていました。

つまり、ほとんど中身のないバッカンを車に積んでおき、釣りの帰りにドロドロになったレインウェア やフィッシングシューズ、そして、折り畳める網やフィッシュグリップなど、帰ってから確実に洗うものを釣りの帰りにバッカンに放り込むというスタイルになっていきました。

その結果、釣り仲間の車内に臭いが充満することもありませんし、自分自身も不快な気持ちになることなく釣りの帰りを楽しめました。

後は捨てることが出来ないゴミなんかもバッカンに突っ込んでいましたね。

バッカンには他に36㎝というサイズがありますが、衣類や網本体を入れるなら40㎝バッカンでないとダメです。

そういう意味でも40㎝バッカンは釣り後の収納としても機能することに気がついたのです。

また、魚を持ち帰ることを考えずにクーラーを持っていかずに釣りに行った時に限り、美味しい魚が釣れてしまい、急遽持って帰りたいという場合にもバッカンは活躍します。

用意するのはビニール袋(魚が入ればゴミ袋でも何でも良いです)で、持ち帰っている途中でコンビニで数百円の氷を購入すれば、保冷力はないですが、最低限魚は腐らず持ち帰ることが出来ます。

ちなみにビニール袋は厚めのやつを用意するか、魚を入れる時はヒレなどで穴が空きやすいので、二重にすることが多いです。

リリース前提で釣り行ったら、まさかの脂乗ったヒラメが釣れて・・・

持ち帰りたい」って時に車の中のほぼ空のバッカンで持ち帰ったことがありましたね。笑

でも、この防水のバッカンがない状態で持ち帰った時、万が一、車のシートやカーペットに魚の血や体液やぬめりなどが付いた時には「悲鳴」ものです。笑

やっぱり、僕にとって何も用途がなくてもバッカンを車に積んでおくだけで安心感がありますね。笑

基本的にバッカンとゴミ袋45ℓがあれば、大体の状況に対応出来ます。

極端な話ですが、クーラーのヌメリだらけの水を一時的にどこかに入れておかないといけないみたいなあり得ないシチュエーションが仮にあったとしても、バッカンがあれば何とか対応出来ます。

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その後、アブガルシアのバッカンは撒き餌バッカンとしても活躍してくれました。

ただ専門のバッカンでないと、グリップ力がなく、コンクリートの上ですら滑るので、やめました。

撒き餌を投入するたびにバッカンが少しづつずれていくみたいな・・・笑

前述の通り、最近のアブガルシアのバッカンは調理道具専門になっていますが。笑

最終的にウキフカセ釣りを初めてから、色々バッカンを購入してみましたが、一番好きだったマルキューのアイテムに落ち着きました。「パワーバッカンセミハードTRⅦ40㎝」

今では撒き餌を作ったバッカン内に汚れたアイテムを全て入れて持ち帰るスタイルで落ち着いています。

長距離運転する時はこのバッカンを丸ごと45ℓのゴミ袋に包んでから車に入れています。

これでほぼ臭いは車内に漏れません。

ルアーをやっていた時も雨後の衣類や洗うルアーケース、リールなどは全てバッカンの中にぶちこんで持ち帰りです。笑

ですので、40㎝バッカンを持っておけば、収納にもなりますし、釣り後の汚れたもの入れの収納としても大活躍です。

汚れたものは基本的に帰ってから洗い場でバッカン毎洗えば良いので、すごい時間短縮になります。

洗うものを各所からわざわざ取り出して洗うより、洗うものをバッカンに詰めるだけ詰めて、帰って丸ごと洗った方が早いです。

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そして、バッカン自体は釣り具の天敵である錆びや腐食が発生する場所が極端にありません。

あると言えば、チャック部分くらいです。

それもチェックには塗装されているので、塗装が剥がれないと錆びが発生しにくいという海の潮風に強い仕様になっているのです。

まさに海釣りのために生まれたアイテムと言えます。

最後にバッカンはある程度、臭気漏れ対策にもなる入れ物ですので、少し購入すると臭いがある撒き餌用の集魚剤をストックしておくのにかなり便利です。

これまで購入したバッカンは全てフル活用していますが、集魚剤入れとして使えるのが結構好きなポイントです。

少なくなれば、スペースが空くので、「補充しないと」と思って買いに行きますし、臭いが漏れにくいというのが何よりも良いです。

また、上記で紹介してきたバッカン用のケースをきっちり収納できるのも釣具収納の幅が広がりますよね。

36㎝やその他のバッカンもあるけど・・・

主に餌釣りで多く使用する36㎝タイプのバッカンやそれよりもかなりコンパクトなバッカンが主要メーカー含め発売されています。

使用者の好みにもよりますが、36㎝バッカンだと意外と色々な道具が入りません。

僕の場合タモ網とマゼラー(撒き餌を混ぜる道具)がフラットに入れられないので、選択肢から外れました。

その他、よりコンパクトを求める方は小さいバッカンでも良いのですが、各ケースとの相性など収納面を考えると40㎝バッカンの汎用性には敵いません。

僕は汎用性も求めて40㎝バッカン推しです。

バッカンに竿立てなどが付いているのもおすすめ

バッカンの中でも竿立てなどが付いている便利なバッカンもあります。

収納だけをメインで考えるのであればシンプルな40㎝バッカンがおすすめですが、釣り場に行くための道具入れとして使いたい場合、肩掛けベルトと竿立てが付いているバッカンはより使い勝手が良くなるのでおすすめです。

特に釣り場に歩いていく時に肩がけベルトはありがたいです。

手で持っていくのも良いのですが、途中で大体疲れてきます。笑

今、各メーカーから竿立てなどの便利道具が標準装備のバッカンが多く出ていますので、色々チェックしてみてください。

今回の記事がお役に立てれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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プロフィール
タケ
タケ
フィッシングコンディショナー/ブロガー
元々20年以上ルアーマンだったが、ウキフカセ釣りのあまりの面白さに「けしこみングゥ!」サイトを立ち上げる。エサ釣りの面白さを伝えつつ、魚を食べる楽しみを届けたい情熱の人。 魚を美味しく仕立てる「究極の血抜き」にハマっている。二児の父。祖父祖母が魚屋で魚介類を食べて育つ。
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