『絶対知っておきたい』折らない磯竿のしまい方
振り出し式の竿や磯竿を仕舞う時に、釣人なら1度は経験する可能性が高い、竿を折ってしまうというトラブルを未然に防ぐための竿の仕舞い方をご説明します。
磯竿の先端は特に繊細に作られており、かなり細いものが多いです。
高価な竿であっても物理的に細いため、簡単に折れてしまうことがあります。
特に現場で慌ててしまって無理やり竿を仕舞ったり、転んだりして折れたり、車のドアに挟むなんてことも聞いたことがあります。
また、竿を釣り場に置いていて、他人に踏まれて折れたなんてこともごく稀に聞きます。
これは置いた方の責任だと思います。
とにもかくにも釣り竿というのは折れる可能性があると思い、大切に扱うことが竿が折れることを未然に防ぐとても大事なことです。
竿が倒れそうな場所に置かないことや、竿が風に煽られて倒れないようにするなど色々工夫できます。
そうこうしても、竿の仕舞い方ができていないと簡単に折ってしまうことがあります。
正しい竿の仕舞い方は釣具を大事に長く使うことに繋がります。
磯竿を折らないで仕舞う3つのポイント
- 基本的に濡れた状態で竿を仕舞わない
- 必ず両手で作業する
- 先端のガイドは「カンカン」と押し込むのではなく、穂先のガイドを先端側にずらす
磯竿を仕舞う時は基本的に濡れた状態で仕舞うのを避けた方が良いです。
磯竿を持っている手が滑ったりして、竿を折ってしまうことに繋がりますし、竿がなかなか仕舞えず、ついつい力が入って折れてしまうこともあります。
また、海水が大量に付着している状態だと竿を仕舞っている際に、一瞬ガイドと竿の間に真空の場所を作ってしまい、かなり力を入れないと竿が仕舞われないこともあります。

対策として、タオルを持って竿を丁寧に拭き上げながら仕舞うことが大事です。
水分を丁寧に拭き取りながら、ガイドをずらして仕舞っていきます。
タオルが長くて釣り竿の先端にだけ絡まないように注意が必要です。
また、2つ目はほとんどやらないとは思いますが、股などの竿尻付近を挟み、片手で竿を仕舞おうとすることです。
出来る限り両手で確実に作業した方が良いです。
最後が最も重要な点です。
釣り竿の先端部分になればなるほど、釣り竿が細く、ガイドも小さくなっていきます。
この先端が細いことにより、不意に竿が折れてしまい、変な角度になり破断して折れたり、打つけて折れるということが多発しやすいのです。

対策として、ガイドを元竿の下の方に「カンカン」とぶつけて、ガイドをずらすのでなく、ガイドを持ち上げて、竿先側に指でずらすことが大事です。
この時にできれば、ずらずガイドのすぐ下を指で摘んで固定すれば、安心です。

そして、竿を洗い、完全に乾かしてからキャップをして保管しておきましょう。

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