はじめてのフカセ釣り

刺し餌のオキアミを黒くしない方法5選「有力情報!」

jyomonpapa

太陽光が強い時など、夏場の炎天下などで、オキアミなどの刺し餌をそのまま外に放置したりすると時間の経過と共にオキアミが黒く変色してきます。

特にオキアミの顔下からお腹にかけて、黒く変色してしまいます。

この状態で釣りをするとなぜか、魚の食いが悪くなります。

まるで魚にはバレているかのように食いが落ちることがあるのです。

今回はそうしたオキアミを黒く変色させないための方法・フレッシュ感をキープするための方法をご紹介します。

現場にいる場合

現場にいる時はすでに黒くなってしまって慌てて検索しているものと想定します。

黒くなってしまったオキアミは元には戻りません。

黒く変色してしまったオキアミは撒き餌にしたりして処分するしかないのですが、やはり、オキアミをこれ以上変色させないために、太陽光を避け、温度を下げることが大事です。

要は出来る限り冷たい冷暗所に置いておくことが大事です。

使う分だけ取り出して、残りは一番ベストなのは冷えているクーラーの中や最低でも温度が上がりにくいタックルボックスの中などに避難させることが大事です。

使う分だけ取り出し少量づつ使いましょう。

手っ取り早く変色を防ぐ方法

3つ方法があります。

  • 加工されたオキアミを使用する
  • エコギアアクアリキッドを使う
  • エビシャキ!を使う(ただしオキアミは硬くなります)

生のオキアミが変色するのはすごく嫌なので、変色しないで外に出しておいても問題ない方法を色々模索しました。

マルキュー 製品も色々アミノ酸系が入っているものも試しました。

結構アミノ酸が入っているものだと大体が良い結果になるのですが、最も手軽で簡単な方法を3つ紹介します。

まず、手っ取り早いのがマルキューやヒロキューなどで発売されているハード加工されたオキアミを使うことです。

暑く、太陽光が照り返すような強烈な夏の日でも、変な変色が生じたことはありません。

少し油っぽくなり、やわらかくなってしまう点はありますが、変色はないので、シンプルにハード加工された餌を購入して釣りをすることで解決できます。

2つ目の方法が最も手軽で簡単なので、おすすめです。

この商品はマルキューの別ブランドから出ている「エコギア」のワームと呼ばれるルアー用の補充液です。

ただ、これワームの補充液なんですが、オキアミの変色を抑えるのに意外と手軽で最も効果的だと感じているためご紹介しています。

使い方も超簡単です。

生オキアミに液が全部触れるくらい適量かけます。

全体が浸すくらいに液量を入れる必要はありません。

少量でいけるのがこのアイテムの良いところです。

その後、指で軽く混ぜるか、餌入れをシャカシャカ振って馴染ませて完成です。

これで1日変色せずに生オキアミが持ちやすくなります。

とても簡単なので、僕はオキアミブロックから取った生オキアミに釣り場でこれをかけて、刺し餌にしています。

これでストレスなくなりますし、何より1日変色しないだけでもありがたいのですが、その後、再度冷凍してから解凍しても同じ状態を保ちます。

ですので、ルアー用品のアイテムですが、最も手軽に現場でできるので、おすすめする変色防止剤です。

最後に紹介するのは、少しだけ手間がかかりますが、確実に変色防止したい方向けです。

一つテンヤの少し大きめのエビの針持ちをよくするためのアイテムですが、オキアミにも使えます。

これは「エコギアアクアリキッド」と違って、基本的にオキアミを汁に浸す必要があります。

ですので、自宅で作っていく方向けでもあります。

餌入れなどに入れた生オキアミを浸るようにエビシャキ!を入れ、そのまま10分待ちます。

ケース(タッパー)は何でも良いです。

※僕は釣具屋さんに売っているザル付きのタッパーを使っています。

10分後に汁を切って完成です。

スーパーハードに仕上げたい人は20分くらい漬けておきましょう。

(餌取りが多い釣り場、遠投が必要な釣り場に行く前に作ることが多いです。)

僕の感覚ですが、生オキアミと加工オキアミの中間くらいのほどよい固さに仕上がります。

釣り場でも同じことができますが、釣り場の場合、容器を持っていき別で浸しておくか、または餌箱の中でやる場合、まず生オキアミをこの汁に浸して捨ててから他の刺し餌を入れる形になるので、少し手順が面倒です。

また、僕の場合、現場では最もフレッシュな状態の生オキアミを解凍させた冷凍ブロックのオキアミから現場で取るので、現地でやる方はエビシャキ!は少し手間が増えます。

また、最後に最大のデメリットとして、コスパの問題です。

汁を使い回せば問題ないのですが、僕の場合、一回タッパーに入れて浸すだけでパッケージの半分以上は使ってしまうので、1本買って2回分しか作れないのです。

それでもこの製品自体のオキアミをシャキッとして、針持ちをよくして変色を抑えるという性能は確実ですので、少し手間でも確実な方法を求めている方には良い方法だと思います。

自宅で出来る安価な方法

最後にメーカーから出ている優秀な製品を使わずに、自宅でできる安価な方法があります。

これは意外と人気で、YouTubeなどでも色々な方法がご紹介されていますが、僕的な簡単な方法をご紹介します。

用意するもの

  • みりん(安価なみりん風調味料でOK)
  • 砂糖かグラニュー糖
  • タッパー
  • 冷凍オキアミ
  • ザル
  • ジップロックやフリーザーパック(オキアミを入れる分のサイズ)

オキアミ以外、100円均一のお店とスーパーで揃います。

※うちは砂糖は瓶に入れています。笑

食品とざるは分けた方が良いので、僕は100円均一のザルを使っています。

まず、生のオキアミを使用する分、解凍します。

おすすめの方法は自然解凍ではなく、袋の外から流水を当て続ける方法です。

このサイズであれば、5分〜12分くらいで解凍されます。

完全解凍し、溶けた後に袋からオキアミを出して、ザルで水を切ります。

水を切るためにザルを使った方が良いです。

その前後にタッパー(オキアミを保管する量でサイズが変わります)の半分くらい「みりん」を入れます。

変色を防いでオキアミのフレッシュ感を長持ちさせる一番大事なものは「みりん」です。

みりんさえ入っていれば、実際は余計なものを入れなくても良いのですが、砂糖を入れないと見崩れしやすいので、砂糖やグラニュー糖を入れます。

「みりん」に「砂糖かグラニュー糖」を入れるのですが、量は適当です。

量を色々変えてみましたが、結果的にほぼ変わらないので、量は適当で問題ないと思っています。

みりんがよりトロトロになる量で、大さじ数杯分(タッパーのサイズにもよります)で良いと思います。

僕性格的にきっちりやりたい方なんですが、あまりにも結果が変わらないので、適当で問題ないと結論づけました。

砂糖かグラニュー糖は、釣人のカンで入れちゃってください。笑

その後、冷蔵庫の中で1日寝かします。

寝かした後は、タッパーからオキアミのみを別容器(タッパーでもジップロックでも何でもOK)に移して、冷凍庫に入れます。

この移す時に形が崩れてしまっているオキアミは取り除いた方が良いです。

これで変色しない、フレッシュ感キープの自作オキアミ完成です。

他にも味の素などを入れたりする人もいるようですが、僕は特段釣果に関係ないと思っているので、入れていません。

大事なのは、みりんに漬けることです!

買いに行かなくても、自宅の調味料で簡単にできるので、是非試してみてください。

僕はケースバイケースですが、最近は冷凍ブロックから出したオキアミのフレッシュ感が一番良い状態だと思っているので、自宅で作っていかずに、現場で生オキアミに「エコギアアクアリキッド」をかけるスタイルに落ち着いています。

節約するなら、みりん漬けして持っていくのが一番かな、と思います。

最後までご覧いただきありがとうございます。

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

プロフィール
タケ
タケ
フィッシングコンディショナー/ブロガー
元々20年以上ルアーマンだったが、ウキフカセ釣りのあまりの面白さに「けしこみングゥ!」サイトを立ち上げる。エサ釣りの面白さを伝えつつ、魚を食べる楽しみを届けたい情熱の人。 魚を美味しく仕立てる「究極の血抜き」にハマっている。二児の父。祖父祖母が魚屋で魚介類を食べて育つ。
記事URLをコピーしました