米ぬかと市販の配合餌による撒き餌ブレンド例「米ぬか×チヌパワーV9遠投」

今回は米ぬかをベース餌とした市販品におすすめの配合餌とのブレンドをご紹介します。
米ぬか単体だけでは撒き餌として不安がある、米ぬかに色々な機能を足してオリジナルの撒き餌を作りたいと考えている人向けの記事です。
米ぬかをベース餌として撒き餌作りをしていますが、米ぬかベースで問題なく魚が釣れるため、市販の配合餌に求める部分は主に3つあります。
- 集魚・摂餌効果を高める
- 視覚的に見やすくする
- 撒き餌の使いやすさを上げる
この3つのポイントを中心に、今回は撒き餌の使いやすさを上げるという点に重きを置いた撒き餌作りとなります。

「ザ・ベーシック配合!チヌパワーV9遠投」

特徴
- 安い!(チヌパワーV9が500円くらい+オキアミ3キロ)
- 荷物が少し軽い!(米ぬか2キロとチヌパワーV9とオキアミ3キロ)
- 粘りを出すと遠投も出来る(チヌパワーV9には砂も入っている!)
- チヌパワーV9遠投を入れることで遠投性能だけを伸ばすことができる
- 初心者にも扱いやすいバランス型の配合餌
- 少し赤く撒き餌投入地点が見えやすい
- 一度作ると半日くらいは楽しめる
まず、多くの方におすすめしたい一番の理由は、コスパの良さです。
米ぬかを無料で手に入れる前提であれば、オキアミとチヌパワーV9遠投だけで半日くらい釣りが楽しめます。
オキアミが1,000円前後で、チヌパワーV9遠投が500円くらいのため、1,500円ほどで半日分の撒き餌が作れます。
最近の性能が良い集魚剤は700〜900円はするのと、半日釣りをするなら2袋は必要だと考えています。
そう考えると、メーカーの集魚剤だけで作った場合、1袋平均して800円として、2袋で1,600円+オキアミ1,000円前後で、2,600円くらいかかります。
1,000円以上も半日分の撒き餌代が浮きます。
また、ちょっとしたことではありますが、米ぬかもチヌパワーV9遠投も結構軽めの集魚剤のため、持ち運んでいて軽いです。
ほんの些細なことですが、釣りする前に重い荷物を少しでも軽くできるのは、ちょっぴり嬉しいです。
そして、性能的なこの撒き餌の最大の特徴は「低比重でゆっくり目に沈んでいくのに、遠投しやすく撒き餌を投げやすい」という点です。
米ぬかは「低比重でばらけやすい撒き餌」という特性があります。

クロダイ(チヌ)用の撒き餌はどれも高比重な集魚剤が多く、低比重な集魚剤は少ないくらいです。
その少ない低比重な集魚剤こそが、チヌパワーV9遠投です。
低比重×低比重のため、中層までゆっくり撒き餌を利かせる時や浅いエリアで効果を発揮します。
また、低比重のままですが、チヌパワーV9遠投は粘りを出しやすくし、撒き餌の遠投性能を上げることにつながります。
遠投性能が高いということは弾丸のように、綺麗に投げやすいので、遠投して中層を狙う円錐ウキスタイルの釣り方にマッチします。
チヌパワーV9遠投自体、元々赤系の集魚剤のため、投入すると茶色と肌色が混ざった色をするので、比較的見やすいエリアも多いです。
撒き餌をぎゅっと固めるとまとまりが出て、より遠投性能があがります。
空気を抜くように混ぜることで粘りを出して、遠投することがしやすくなりますので、自分で使いたいように撒き餌を調整してあげることで、現場合わせで調整が面白いです。
調整が自分でしやすいという点もはじめてもしくはあまり経験のない方でも、撒き餌の基本を知るために大事な知識となります。
ですので、どんどん同じ撒き餌を使い込んで欲しいと思っています。
僕も一番使っている撒き餌のブレンドです。
米ぬか×激荒×チヌパワーV9遠投での作り方
V9遠投は比重がそこまで高くなく、米ぬかの低比重な特長に合わせていくようブレンドになります。
ですが、粘りが出やすいので米ぬか単体では調整しにくいまとまりの良さと現地での調整のしやすさがV9遠投により、加わっているので、とても使い勝手が良い撒き餌になります。
手で握ると軽い撒き餌なのに、握るとギュッとまとまるような、僕の感覚だと、水分軽く含んだ黒土のような撒き餌です。
そんなイメージで作ってみてください。


僕の場合、クロダイ(チヌ)を狙う時、激荒(サナギとコーンが混じったもの)を入れて作ることが多いです。
この激荒はかなりの集魚効果があります。
入れる入れないで、釣果に差が出るレベルだと感じますので、本気で釣りをする時は基本的に混ぜるようにしています。

半解凍したオキアミ3キロブロックに激荒を入れ、荒く砕き、海水を1,800mlほど入れます。
(水分量が足りなければ後で調整してみてください)

その後、米ぬか2キロを先に入れ、その後、チヌパワーV9遠投を入れます。

コツとしては米ぬかとチヌパワーV9遠投を上の方で軽く混ぜてしまい、その後、軽くフワッと仕上げるためにバッカンの底に沈んでいるオキアミを掘り起こしていくような形で混ぜていきます。
ぬかパン撒き餌と一緒で、低比重な撒き餌の特性を活かすために、フワッと空気を含ませるように混ぜていくと後で調整がしやすい撒き餌が出来ます。

バッカンを倒したりしながら、角のオキアミなどもしっかり混ぜ合わせたら完成です。
写真だとふんわり空気が多量に含まれている撒き餌に見えないでしょうか。
この状態が僕にとって一番使いやすい状態です。
遠投したい方はここから空気を抜くように混ぜ込んでいき、粘りを出していきましょう。
この撒き餌は2キロの米ぬかに対してチヌパワーV9遠投1袋の場合、1,800mlがおすすめです。
(激荒を入れる場合、100〜200ml減らしても良いです)
完成した撒き餌の投入

完成した撒き餌を柄杓カップに入れるとこんな感じで、ややピンク色の撒き餌となります。
結構、比重が高そうに見える撒き餌ですが、投入してみると・・・

着水地点からすぐに軽くバラけはじめます。

表層でバラけはじめたら、中層まで一気にバラけた状態で沈んでいきます。
比重も軽いため、どちらかと言えば、オキアミと落ち方を同調させる撒き餌としては、メジナ(グレ)釣りに近く、かなり優秀な撒き餌の沈下速度だと感じます。
クロダイ(チヌ)用としては、かなり低比重な撒き餌となり、浅いエリアやポイント、中層の魚を狙うのに適した落ち方をします。
また、表層付近の潮の流れも非常に見やすい撒き餌と思います。
ただ、底付近にも撒き餌の量でカバーすれば、問題なく効きますが、効率は落ちます。
このバラけ方については、練れば練るほど、まとまりが強くなり、できる限り中層付近でバラけはじめるように調整は出来ます。
この調整のしやすさはチヌパワーV9遠投を入れているメリットだと感じています。
多くのクロダイ(チヌ)撒き餌は高比重で、底付近に効くように粘りのあって比重の高い集魚剤が多いですが、この撒き餌については、中層に魚を浮かして食わすという釣りがぴったりの撒き餌です。
また、この撒き餌に砂を混ぜるだけで一気に底付近に沈下させるアレンジも出来ますし、何度もお伝えの通り、練れば練るほど、まとまりが出てきますので、底付近に利かせやすくなります。
現場でのアレンジ能力はピカイチの汎用性の高い撒き餌です。
最後までご覧いただきありがとうございます。





