ウキフカセ

米ぬかの撒き餌作りは楽しい!色々ブレンドしてみることの面白さ

jyomonpapa

メーカーの配合餌に感謝

ウキフカセ釣りにハマってからというもの、ルアー釣り出身の僕にとって初めての体験は撒き餌作りでした。

単純にアミエビをコマセとして使った経験はありますが、配合餌とオキアミを混ぜて自分が使いやすい撒き餌作りを本格的にはじめたのはこの釣りを始めてからです。

他の釣りにはない分野の作業ですが、この撒き餌作りが非常に楽しんです。笑

何が楽しいのか言えば、五感全てを使って理想の撒き餌を求めて、考えて工夫して作り込んでいく点でしょうか。

最初はじめた頃は何もわからず、ただ、配合餌のパッケージに従って作っていましたが、何度も作るうちに、メーカーが推奨している撒き餌の水分量や感触を肌で感じているうちに、特に配合餌の水分量をきっちり理解しなくても、大体で作れるようになってきました。

釣り場で調整が出来るようになるみたいな感じです。

初めての時は全くできませんでしたが、メーカーの配合餌のパッケージに記載の水分量は本当に良い目安となります。

と同時に釣りをしていく中で、自分がどんな撒き餌を求めているのか、どう使いたいのかも見えてきました。

これは人それぞれで、良い部分ですし、これが正解ですというつもりは毛頭ありません。

ですが、個人的にはフワッフワっと黒土のような柔らかい仕上がりの撒き餌が好みです。

田舎に住んでいた時の家の前の畑の土のように、握ればギュッと固まり、放せばホロホロの崩れていくという絶妙な撒き餌の感覚があるんですよね。

それを毎度、毎度現場で調整していくのが、釣りをする前の楽しみになっています。

水分量を多めにしたり、粘りを出した団子状の撒き餌が沈んでいくのもまた面白いのですが、どちらかと言えば、クロダイ(チヌ)にしても、メジナ(グレ)にしても、撒き餌が着水と同時にパッと開き、モワモワとして落ちていく方が好きですね。

もちろん、最大の魅力はウキが消し込んでいくあのドキドキ感ですが、撒き餌作りも性に合っているみたいで、最近はより深く研究するようになっています。笑

米ぬかベース理論の誕生

最近注目しているのは、「米ぬか」です。

よく節約を目的として、安価な撒き餌作りの材料として注目されていますが、僕はそれに加えて違う角度から「米ぬか」をみています。

米ぬかを調べれば調べるほど、地球上に存在する生き物達には必須な栄養分が沢山含まれていますし、油分と水分の含み方も絶妙で、自然な撒き餌作り+魚を寄せる配合餌として十分機能することがわかっています。

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特に米ぬかは配合餌のベースとして機能すると思っています。

特に配合餌は基本的な目安は「低比重」「高比重」×「バラけ」「遠投(粘り)」の組み合わせ次第だと思っています。

最初から高比重で遠投が効く撒き餌を使うのもありですが、途中で低比重に替えたいといった際に変更ができません。

まぁそもそも高比重から低比重に替えるシチュエーションは少ないのは承知の上ですが、程度の問題だと考えてください。

もっとフレキシブルに、もっと柔軟に撒き餌を調整できたらと考えるとベースは「低比重」×「バラけ」という組み合わせからスタートした方が良いと思うのです。

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シンプルな話、米ぬかをベースの配合餌として、そこにどんな釣りをしたいかに合わせて、配合餌を足していくことを考えるのです。

比重に仕上げていく、練りこんで粘りを加えていく、全て使用する配合餌の特性をベースである米ぬかに足していくと考え方です。

最初から深場に届かせたいという場合は高比重で粘りのある撒き餌作りをすれば良いと思いますが、ウキフカセ釣りはポイントにいる魚を浮かして釣る方法が得意な釣り方となります。

そう考えると最初から底付近に効かせる撒き餌を作る必要がなく、クロダイ(チヌ)にしてもメジナ(グレ)にしても、中層の釣りからスタートすることの方が理にかなっていると感じます。

クロダイは底を釣れ、と言われますし、底付近にポイントを形成し釣る釣り方も面白いですが、どんぐり上の潮を利用した円錐ウキでのウキフカセ釣りを楽しむならぜひ中層の釣りをやってみることをおすすめしたいのです。

これらの記事を書くために、散々ぬかパン(米ぬかとパン粉をベースにした撒き餌)を使ってきましたが、意外と時間をかけて中層から底付近に撒き餌を効かせれば、問題なく魚が釣れます。

メジナ(グレ)釣りで有名な撒き餌ですが、クロダイ(チヌ)釣りでも全く問題ございません!笑

普通に釣れます。

普通に釣れますし、2月の厳寒期の寒チヌシーズン中に横浜で何匹も釣ってきた経験があるので、米ぬかが確実に撒き餌のベース餌として使えると確信を持ちました。

ハイシーズンに釣れるなら、なんとなくわかると思うんです。

でも、1月2月の周りを見渡してもほぼ誰も釣りをしていない横浜の防波堤で結果を残してきた撒き餌ですから、僕は自信を持って大丈夫ですと言えます。

横浜のクロダイ(チヌ)はハイプレッシャーな中で生活している個体のため、釣るのが難しい個体も少なくないです。

年中、落とし込みの釣り人が狙っているので人影を見つけるとすぐどこかに隠れていってしまいます。

ですので、歩き方をみると上手い落とし込み釣り師かどうかすぐわかります。笑

それくらい、シビアな横浜で結果出せるのですから、他の地域で出せないわけがないと思っています。

もちろん、地域差はありますし、フィールドの癖もあるので、ぬかパン最強です!とは言い切りませんが、普通に釣りとしては成立するレベルです。

ちゃんとした記事にしたいので、もう少しだけお時間かかりますが、使える撒き餌の配合レシピを公開する予定です!

最後までご覧いただきありがとうございます。

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プロフィール
タケ
タケ
フィッシングコンディショナー/ブロガー
元々20年以上ルアーマンだったが、ウキフカセ釣りのあまりの面白さに「けしこみングゥ!」サイトを立ち上げる。エサ釣りの面白さを伝えつつ、魚を食べる楽しみを届けたい情熱の人。 魚を美味しく仕立てる「究極の血抜き」にハマっている。二児の父。祖父祖母が魚屋で魚介類を食べて育つ。
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