初歩の事前準備と情報

『最初に読む記事』釣り歴25年の著者が考える釣りを楽しむコツ6選『釣りの初歩的思考』

jyomonpapa

釣りという趣味は僕の中で人生そのものです。

沢山の魚たちと出会い、時には心臓のドキドキが1日中止まらなくなるような素晴らしい経験もさせてもらいました。

今では思い出になるような魚たちが沢山いますが、これからも沢山のお魚さんたちを追い求め、「魚釣り」に関するドキドキやワクワクを追求していきたいと考えています。

釣りという趣味は遡ること「縄文時代」から続く、遊びであり、趣味であり、生活の糧でもあります。

そんな素晴らしい釣りという趣味の魅力を一人でも多くの人に伝えたいとこのサイトを立ち上げました。

時には想像を超える大物との出会いもあります。

これから釣りを楽しむ方のために、できる限りわかりやすく、そして、より楽しく釣りができるような情報発信を心がけていきますので、是非最後までご覧ください。

自然への感謝・尊敬

管理釣り場などを除けば、自然の釣りとは自然の循環の中で魚たちを間引きする行為のことを言います。

そのため、自然の中に人が溶け込み、自然の中で知恵や知識、そして経験的観測を総動員して、立ち向かわなくてはなりません。

自然の中での釣りという行為には素晴らしい経験もあれば、時に厳しい表情を見せることもあり、「大自然の中で釣りをさせてもらう」という気持ちが大前提です。

自然の中では傲慢な考えや粗末な対応、そして、自然を上下関係でみたり、人間関係のような管理コントロール的な感覚で扱ってしまうととても大きなしっぺ返しがあります。

時に命を落としてしまうような事故や大怪我をする事故は人間側の傲慢さが呼んでしまうことも多いのです。

自然の中で楽しませてもらっているという自然への感謝の気持ち・自然への尊敬の気持ちが本当に重要です。

昔から山の中で生活していた田舎のじいさん達から昔から色々な話を聞かされてきましたが、自然への畏怖の念とも言える気持ちこそが大事なのです。

毎度、釣り場に立つたびに自然に対する感謝の気持ちだけは忘れないようにしたいものです。

ましてや、釣れた魚を地面に投げ捨てておくなんて愛のない行為は言語道断です。

遊んでくれるお魚さんたちにも命があり、粗末に扱うのであれば最初からしない方がマシです。

釣りをする以前に自然への基本的なスタンスは忘れないようにしたいものです。

失敗は成功の母

どんなに事前に細かく情報を掴んで釣り場に向かっても、結局はあれも足りない、あれがあった方が良い、次はこういう釣りがしたいなどなど、小さな失敗は付き物です。

例えば、初めて釣りに行った時に僕は水汲みバケツを忘れました。

水汲みバケツがないことで、手を洗えなかったり、釣った魚を持ち帰ることができずにそのままビニール袋に入れたりして何とかした記憶があります。

小学生3年生くらいのころでしょうか。笑

今、僕は二人子育てをさせてもらっていますが、子供達には沢山の小さな失敗をして欲しいと思っています。

親があーだこーだ言うよりも、自分で小さな失敗を積み重ね、自分で改善するなり、解決する能力は失敗するからこそ覚えていくものです。

また、小さな失敗を積み重ねることで大きな失敗をしなくなります。

失敗したことを次の釣りに活かしていけば良いのです。

例えば、餌の量が不足していたと感じたなら、次回は餌を2倍持って行くとか修正ができますね。

そして、同じ釣り場に何度も通い続け、小さな失敗を積み重ねていけば、かなり大きな世界が見えてきます。

釣れるタイミングや魚の癖が簡単に読み解けるようになったりするのです。

釣りは道具仕立てから服装、そして、実践に至るまでのプロセスがとても複雑で、実際に経験してみないとわからないこと、自分に合うもの合わないものは感覚の世界のため、千差万別です。

そういう気づきを得るために色々チャレンジしていく過程こそが釣りの醍醐味でもあります。

小さな失敗を恐れずにどんどんチャレンジして欲しいと思います。

もちろん、このサイトでは釣りを快適に楽しくするためにサポートを細かくしていくつもりですが、やはり実践で学ぶことの方が深く、心に残ることも多いのです。

自分の五感という感覚を大事にする

難しいことを考えれば考えるほど、釣れなくなったり、釣りが楽しくなくなったりします。

とてもシンプルな話、釣りの知識や経験により変わりますが、自分の肌感覚で感じたことを試していくことこそが釣りの楽しみです。

慣れていくと近所の釣具屋さんの情報や他人からのアドバイスを聞き、右往左往して結局結果が出ないという経験をすると思います。

しかし、釣りというのはなぜか、Aさんには釣れ、Bさんには釣れないという日が必ずあります。

逆もしかりで、Aさんが釣れず、Bさんが沢山釣れる日もあります。

つまり、釣りという趣味の特性上、「釣果(ちょうか)※釣りの結果」に調子の良い時悪い時というのが存在します。

調子の悪いなぁと感じた時こそ、自分の感覚を忘れてしまっていることが経験上多いです。

そのため、調子が悪いと感じた時こそ、自分の素直な感覚を信じてみてください。

釣り場に立って、少し寒いなぁと感じた時、魚も深いところに移動したのではないかと感じたのであれば、それを仕掛けに反映させて試していけば良いのです。

間違っていても問題ありません。

その経験の積み重ねが上達へと導くのです。

安い釣具は始めやすいが、すぐに飽きてしまう

釣りを始める時に道具についてとても悩みます。

釣具や釣りウェアというのはピンからキリまで存在するからです。

どの釣りにハマるかわからないので、安い釣具からスタートするという考え方ももちろん有りだと思いますし、何がしたいかわからないうちはそうした買い方で良いと思います。

ただ、この釣りをしっかり継続して、長く続けていきたいと考えているのであれば、耐久性のある中級から高級釣具の購入も視野にいれてみてください。

僕は生涯で釣具の中でリール(糸を巻く道具)を沢山買ってきました。

何十個という数を購入している今だから、言えるのですが、「最初から満足できる製品を買っておけばよかった!」と常に思っています。

無駄に購入してきました。

高価な釣具はその分、耐久性があったり、機能が素晴らしいので、長く楽しんで使えます。

しかし、釣具が高いからと言って、安い釣具を購入すると、時間の経過と共にもっと良い釣具が欲しくなり、結果的に無駄な釣具を何個も買うことにつながってしまいます。

それであれば、最初からできる限り、自分が満足できそうなアイテムを選んだ方が良いのです。

僕は大学生の頃に愛用している釣具用のペンチは未だに愛用しています。

そのペンチで満足しているから壊れない限り、買い換える必要がありません。

もし、安いペンチを購入していたら、すぐ錆びさせてしまい、何個も購入していたでしょう。

リールについてもかなり個数を買っていますが、満足して大好きなリールは13年以上使っているモデルもあります。

どんな道具を優先して購入すれば良いかは各記事を参考ください。

決して無理をしない

釣り場には沢山の危険が潜んでいます。

磯などであれば、一見大丈夫そうでもいきなり大波がきてさらわれてしまいそうになることもあります。

波止(防波堤)でも波をかぶった跡ができているところもあり、安全そうにみえても安全ではない場所は数多くあります。

消波ブロックの黒ずみがある箇所などで滑って落水することもあれば、波止(防波堤)の隙間や穴に足を取られて転ぶこともあります。

突然の突風で体を持っていかれそうになったり、雷が発生し、竿がピリピリし出すこともあります。

そうした自然の釣り場ならではの危険が沢山潜んでいることを忘れずに、決して無理をしないことが大事です。

釣りが好きな人はどんな暴風や悪天候でも釣りに行きたくなる気持ちは痛いほどわかりますが、命あっての釣りです。

そして、船釣りの場合、船長の判断には必ず従いましょう。

船長は海をよく理解しています。

また、釣り場というのは住んでいるところから遠征して遠出する必要がある人もいると思います。

道中の移動時(特に帰り)に疲れているのであれば、仮眠をとるなど、無理して運転はNGです。

今だから、言えますが釣りの疲れで何度もウトウト運転をしてしまい、前の車に衝突寸前までいったことが何度かありました。

そのため、僕は決して無理しません。

少しでも眠ければ、休憩してから帰宅しましょう。

楽しみ過ぎて前の日眠れないことも

釣りには魔力があります。笑

未だに悩んでいるのですが、楽しみな釣りの前の日は寝たくても寝られないのです。笑

そういう経験は釣人なら誰もがあると思っています。

それくらい楽しみで、実際に楽しくてたまらないのです。

眠気も吹っ飛ぶドキドキを経験したら、それはもう病みつきになります。

これから釣りを始めたい方に伝えたいことは、とにかく、全ての過程を楽しんでください。

釣りをする前の準備時間や移動時間から一瞬一瞬を味わい尽くしてください。

この釣りをする過程にこそ、釣りの魅力は隠されています。

この素晴らしい釣りという営みをする仲間が一人で増えることに喜びを感じます。

さぁ、冒険の旅がはじまりますよ!

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プロフィール
タケ
タケ
フィッシングコンディショナー/ブロガー
元々20年以上ルアーマンだったが、ウキフカセ釣りのあまりの面白さに「けしこみングゥ!」サイトを立ち上げる。エサ釣りの面白さを伝えつつ、魚を食べる楽しみを届けたい情熱の人。 魚を美味しく仕立てる「究極の血抜き」にハマっている。二児の父。祖父祖母が魚屋で魚介類を食べて育つ。
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