魚料理のアイディアを増やす3つの方法
釣人の家族なら誰もが経験のあること・・
それは「また、この魚ぁ」という家族からの不満・・・
そんな不満を解消するための具体的な方法や単純に魚料理の見識を広げたい方向けの記事です。
観光で有名+漁師町へ出かけよう
僕自身、観光の町を歩いていて気がついたのが、ご当地の料理が多いということです。
実はこれ、魚も例外ではなく、ある魚が有名な観光街だと街の商店街や市場を歩いているだけで、一般家庭では思いもしない料理やお土産が売られています。
それを見つけに足を使って観光地を歩くことが一番のアイディアを生む源になります。
具体的に言えば、静岡県の熱海という山の街があるのですが、有名な観光地に加えて、海が近く海鮮物の流通も盛んなことから、面白いくらい色々な魚料理が売られています。
商店街の中のお店はもちろん、観光物産店、街のカフェですら、色々なアイディアの宝庫です。
「金目鯛の○〇〇なんてあるんだぁ」
「へぇ〜」
となります。笑
ネットで検索することが一番便利だと思っている人も多いですが、まだまだネット上には情報はあがっていません。
本当に欲しい情報があるのではあれば、自分の足を使って、歩いてみるのが一番です。
釣りのポイント探しと一緒です。
魚料理のアイディアが欲しければ、インスピレーションを得るために観光地はいかがでしょうか。
和食のアイディアを増やしたいのであれば、他の食文化も理解する
僕自身、料理人ではないので偉そうなことは言えませんが、和食の中での魚料理はある程度知識があるつもりです。
しかし、和食を理解するために必要なことは意外にも他の食文化にも隠れていることが多いのです。
例えば、欧米の魚料理の本質はどちらかと言えば、「ソース」に比重をおいた作り方をしています。
日本の和食とは考え方や料理の見方の視点が違います。
どちらが良い悪いの話ではなく、料理に対する視点や見方の角度が違う点は頭の中のインスピレーションを受けるには最高の刺激となります。
都心部(江戸)に寿司文化があるのも、酢を混ぜることで魚の表面の腐敗を和らげたりする効果があります。
当時は江戸中心に魚を運ぶ時間が長かったことが一番の要因でしょう。
しかし、地方にいくと寿司文化はなく、シンプルな刺身料理が多い印象です。
鮮度の良い魚をその場で調理して食べられるからです。
これは土地の文化が影響している良い例です。
つまり、何が言いたいかと言えば、料理はその時に根ざしたものが根底にあるケースが多く、自分が料理している魚料理とは違う土地の料理を知ることで、思いもしれない角度の情報が得られることがあるのです。
そうこうしているうちに、色々なアイディアが降ってきますから、実際に行動してみるのです。
どちらも料理も素晴らしく、どちらも美味しい料理になるのですが、アイディアに詰まったら、中華や韓国料理、洋食などの自分が普段見ない料理のことを調べてみるのも一つの手です。
思いがけないアイディアが降ってくるかもしれませんよ。
魚料理のお店に行きまくる
誰もが思いつくことかもしれませんが、お魚専門や魚を中心に扱っているお店に行って、メニューを眺めるだけで「えっなにこれ?」という料理があることがあります。
オリジナルの料理かもしれませんし、料理人さんの工夫を凝らした料理かもしれませんし、色々なパターンがあって、魚料理のお店にはアイディアの宝庫だと思います。
特に美味しい料理屋さんは意外と入りにくい店が多いですが、思い切って電話してみましょう。
予算の限り、色々な料理に触れてみることが重要です。
色々な魚料理に触れることで、何が起きるのかと言えば、自分で料理をしようとした時に「あのお店のあの料理の味を再現するにはどうしたら良いんだろう」と前向きな探究心が生まれるのです。
これこそ、魚料理を楽しむ真骨頂であり、自分が魚料理を作る前に魚料理のお店にいくことで生じる前向きなメンタリティというか、ポジティブな現象というか・・
なにが言いたいかわからなくなってしまいましたが、とにかく、料理をすることが楽しくなるということです。
あまりのレベルの違いに料理の真似するどころではない、超一流の料理もあって、たまに落ち込みますが、家庭料理には家庭料理の良さがありますから、日々勉強だと思って色々試しています。
最後までご覧いただきありがとうございます。