『初心者向け』サビキ釣り教室!手軽に始めるための基礎知識と道具『超解説+ファミリー対応』
サビキ釣りを快適に楽しむために必要な道具、そして基礎知識をまとめています。
サビキ釣りの準備から釣りに至るまで、快適に行うためのちょっとしたコツを各項目に細かく記載しています。
長い記事になりますので、項目ごとに確認していただくか、釣りをする前後の時間がある時にじっくり読んでみてください。
まずは、道具達からご紹介します。
サビキ釣りに行くのに必要な道具と格好
- 寒くない格好と帽子とフローティングベスト
- ハサミ
- 針外し(フィッシングプライヤーでも代用可能)
- フィッシュグリップ
- 仕掛け類と釣り竿とリール
- ビニール袋
- コマセ用のバケツかバッカン(固め推奨)
- コマセ(アミエビ)
- 水汲みバケツ(紐付き)
- クーラー
- 竿かけ等と椅子
以上のものが必要になる道具達です。
一つ一つ説明していきます。

寒くない格好と帽子とフローティングベスト
海辺というのは釣りをしながらのんびりというイメージが付き纏いますが、実際は海から強い突風のような風や潮風により、少し冷たくなり時間帯が存在します。
特に魚がよく釣れる朝方(朝まずめ)や夕方(夕まずめ)は特に冷えます。
春、夏、秋、冬問わず、海というのはいつも以上に必ず厚着を持っていった方が無難です。
防波堤でサビキ釣りはファミリーフィッシングで行う方も多いと思いますが、お子様にも是非、季節感に合う服装プラス一枚羽織れるものを持っていった方が無難です。
寒くなり、体が冷えてしまうのが一番体に悪いです。
また、帽子もあった方が良いと思っていて、日差しから顔を保護する意味もそうですが、一番は万が一頭に釣り針が引っかかった時に、帽子が必ず引っかかるので、頭にダメージがないことです。
竿を振りかぶって仕掛けを振り込む際は必ず周囲を確認することが大事ですが、お子さんなどは確認せずに竿を振りかぶって誰かに引っかかるなんてこともあります。
万が一のために帽子はあるに越したことはありません。

そして、最も重要なアイテムがフローティングベスト(救命胴衣)です。
万が一の落水の際に、生存率を大きくあげるアイテムです。
お子さん用は体重別に売っているものですので、是非購入を検討ください。
大体体重別に購入すれば、サイズが合わずすっぽ抜けることはほぼありません。
股に紐が付いているタイプが必須です。
予算的に一番優先すべきアイテムです。
また、少し余談ですが、釣りにおいて意外と体力を失わせる要素が太陽光からの紫外線です。
夏は半袖で釣りをしている方もいますが、基本的に肌は手や顔以外は露出しない方が無難です。
半袖で釣りをする場合、釣具屋さんで腕をカバーする製品が売っていたりしますので、そちらで太陽光の紫外線対策をしましょう。
僕は年中長袖スタイルですが、半袖で釣りをする場合、アームカバーなどあると便利ですし、そんな高くないので是非検討してみてください。
ハサミ・針外しもしくはフィッシングプライヤー・フィッシュグリップ

釣りにおいて、ハサミは必需品です。
潮風で錆びるリスクはありますが、釣り用でなくても構いません。
ハサミは頻繁に釣り糸を切ったり、アミエビの袋を切るのに使ったりします。
ハサミ型以外にもラインカッターという名前で糸をカットする商品もあり、お好みで選んでみてください。
餌釣りにおいて、小さな針を魚に飲み込まれてしまうということが発生します。
写真だと一番左の棒状のアイテムが針外しと呼ばれる道具です。
100円〜200円くらいで売っているものもありますので、魚に飲み込まれた際に使う重要アイテムです。
サビキ釣りの場合、コマセを仕掛けのカゴに詰める作業があり、その際に便利なのがコマセスプーンです。(写真右から2番目)
真ん中の黄色帽を押し出すことでコマセを手を汚さずにカゴに入れ込むことが可能です。
ただ、正直フォークやスプーンで代用が出来ますので、食品用に使用しない前提で釣りに持っていっても良いと思います。

また、上記記事でも紹介していますが、コマセに集魚剤を入れる方などはマゼラーと呼ばれる混ぜる道具が便利です。


また、フィッシュグリップは色々種類があり、ファミリーでも楽しめる面白い形のグリップも売っています。
まだ、使っていないのですが、子供達が楽しく釣りをするために「オオサンショウウオやん!グリップ」というのを密かに用意しています。笑
仕掛け類と釣り竿とリール

釣り竿とリールは後で詳しく解説しますが、サビキ釣りの場合、基本的に短すぎなければ、色々な竿が使用できます。
ちょっとしたサビキ釣りであれば、ルアー用の竿でも出来ますし、硬さもあまり気にしなくても良いです。
ただ、初めて購入する場合は防波堤の万能ロッドの3.5メートルから4.5メートルの竿がおすすめです。
他に、ウキ釣りやさぐり釣り(脈釣り)ちょい投げなどの釣りをしたいという人は磯竿の2号か3号がおすすめです。

リールは2号か3号の糸が100メートル巻けるものであれば何でもOKです。
シマノだと2,500番〜3,000番、ダイワだと2,000番〜2,500番〜3,000番で対応出来ます。

サビキ釣りは仕掛けを事前に作っていくことがほとんどなく、サビキ仕掛けとして売っているものを使用します。
そのため、仕掛けを入れるケースがあると便利です。

ケースはお好みです。

ポーチタイプに入れても良いですし、タックルボックス型、防水ケース型など、色々なケースが売っているのでお好みで選んでみてください。
まぁ、僕も小学生などの最初に釣りをしていた頃は釣具店で購入した際にもらったビニール袋に全て入れて持っていっていましたけど。笑
仕掛けは後ほどご紹介します。

ビニール袋など

ビニール袋はコンビニなどでもらう中サイズの袋で十分です。
これ何に使うかと言えば、主にゴミ捨て袋です。
釣り場でのゴミ問題が騒がれてからかなり経っていますが捨てる人は捨てている印象があります。
その結果、釣り場禁止につながっていることも少なからずありますので、釣り場にはゴミを捨てないようにしましょう。
お弁当の殻や飲み物、集魚剤やアミエビの袋など、さらにサビキ釣りは仕掛けのパッケージがそのままゴミになりますので、結構捨てるものが多い釣りです。
必ずビニール袋に捨てて帰りましょう。
また、予備も何個かあると良くて、釣れた魚などをクーラーに入れる前に仕分けたり、帰りに海水だらけのバケツなどをビニール袋に入れて、車を汚さない対策をしたりと色々出来ます。
あって困ることはないので、是非お持ちください。
僕は普段から撒き餌などのゴミ袋に使うので、コンビニサイズの手さげ付きのビニール袋と45リットルのゴミ袋を数十枚単位で購入し道具入れに入れています。

コマセ用のバケツかバッカン(硬い素材推奨)

サビキ仕掛けにカゴが付いて、コマセ(アミエビ)を入れる場合、バッカンやバケツは必需品です。
釣具店には白ぽいコマセ用のバケツが必ず置いています。


コマセが入るか心配な方は釣具店でコマセブロックをあてがってみてください。
その他、たためるバケツなど色々なタイプが売っていますので、釣具店で色々探してみてください。
素材が硬いものがおすすめです。
釣具屋さんで売っている安価な折り畳める水汲み用のバケツなどでも代用が出来ますが、基本的に硬い素材のバケツが混ぜやすく、アミエビを溶かす時も入れ物がガタガタしないので、使いやすいです。
取手が付いているバケツはフックなどがあれば、竿かけなどにぶら下げて使うことが出来ます。
アミエビ入れにバッカンを使用する場合は理想はセミハードやハードタイプですが、少し柔らかいタイプでも問題ありません。
32センチ以上のバッカンであれば使いやすいと思います。

水汲みバケツ(紐付き)

水汲みバケツはサビキ釣りの必需品です。
紐が付いており、バケツを海に落とし、紐で引きあげて海水をくみます。
コマセのアミエビを溶かす海水を組むのも、手を洗う海水を組むのも、釣れた魚を泳がしておいて活かしておくのも、魚をシメて血抜きするのもこの水汲みバケツで行います。
透明でチャック付きのバケツも売っており、お子さんが魚を観察するのに便利なものもあります。
僕の場合、バケツ2個用意して、手を洗うか魚を観察するバケツと釣れた魚を血抜きして入れておくバケツと2個用意することが多いです。

とりあえず釣りをするなら、バケツは釣具店で数百円で売っている最も安価なアイテムで十分ですよ。
コマセ(アミエビ)

一般的に釣具店では「アミエビ」という名前でコマセ(撒き餌)が売っています。
これを先ほど紹介したバケツかバッカンに入れて溶かします。
冷凍で売っているので、釣りの前日には購入し、釣りに着く頃には半分くらい溶けているイメージで購入するのがベストです。
1日目一杯釣りをする方は2ブロック、半日程度するなら1ブロックで十分です。


最近は「手を汚さない」「コマセ臭くない」「常温保管可能」というとても便利なコマセチューブも売っています。
これでもサビキ釣りは出来ます。

ちょい投げしたり、ウキサビキをする際はアミエビをそのままそのまま使うと、周りに飛び散ったりすることがあります。
また、大きく振りかぶる際に汁が自分に被ることがあります。
これが釣り後の臭いの原因になります。泣
それらを防ぐためには、市販の集魚剤(粉)とアミエビを混ぜて使い、柔らかい練り餌状にすると仕掛けを投げる際の飛び散りが大きく防げます。
アミエビの汁を粉が吸収してくれるからです。
また、集魚剤ですから魚への煌めき効果や素材の集魚効果が期待できますので、是非、集魚剤とアミエビは混ぜて使いたいものです。
集魚剤と混ぜることでコマセもカゴに詰めやすくなりますし、コマセの出方も均一になるので、結構おすすめです。
また、この状態で余ったら、持ち帰って冷凍すれば次回も使えます。
集魚力を高めて、使いやすいコマセにしたい方は検討してみてください。
ただ、通常のサビキ釣りをするだけであれば、特に集魚剤不要です。
アミエビだけでも十分魚が寄ってきますよ。
クーラー

海の魚釣りに置いてクーラーを持たないのは結構、特殊な釣りだけだと思います。
釣った魚を持ち帰る際に新鮮な状態で持ち帰るのに必要なのは魚を冷やすことです。

出来れば、クーラーの中に海水を入れ、氷でキンキンに冷やして、冷やしこむことにより魚の美味しさが保存されます。

また、クーラーは基本的に飲み物を入れたり、お弁当やコマセであるアミエビを入れて持っていき、帰りには魚の保冷に使っていくという流れが多いです。
クーラーと言うと、勝手に冷やしてくれるイメージがありますが、冷蔵庫ではありません。
あくまでクーラーは保冷が目的です。
そのため、クーラーを最大限に活用するために、できる限り不用意にクーラーの開け閉めをしない(冷気を逃さない)ことが大事で、冷やしたりする場合氷を入れていくしかありません。
おすすめは海水をクーラーの3分の1程度入れ、氷が海水に解けないようにパッケージなどのままの氷を入れて、海水を冷蔵庫みたいな温度に冷やしてしまうことです。
魚が釣れたら、血抜きを行うのが理想ですが、最初のうちは、よくわからなければ、そのままクーラーの中での冷えた海水の中に入れてしまうのが良いです。
魚を入れると小型の魚であればあるほど、冷たさで絞まります。
アジなんかは、血抜きしなくても、クーラーの中に氷を入れた冷え冷えの海水に入れるだけですぐに死にます。
余裕がなければ、そのままクーラーの海水氷の中に入れてしまい、余裕があれば別のバケツで一度血抜きしてからクーラーに入れるとかなり良い鮮度で持ち帰れます。
魚を悪くする要因の一つが魚の体の中の血です。
血を抜いてしまうことにより、より魚が美味しく持ち帰れます。

竿かけ等と椅子
釣りの必須アイテムではありませんが、あれば確実に便利なアイテムをご紹介します。
まず、竿かけ(竿受け)と言って、竿を一時的もしくは魚のアタリを待っている間、竿を預ける物を言います。
仕掛けをセットしたり、魚を取り外したり、一時的に釣りを中断する場合など、竿を置くケースって結構あると思います。
その際に、竿をかける物です。
色々な種類があり、開けた防波堤だと三脚タイプが便利で、柵や手すりに付けられる竿受けも存在します。
これらは釣り場に応じて購入するものが全く変わってしまうので、一度釣りをして何度も行きそうなら、釣具屋さんで購入を検討した方が良いアイテムです。
また、釣りの最中ずっと立っていると疲れますから、休むための椅子があると便利です。
いくつかアイテムがあり、本格的なアウトドア系の椅子から簡易パイプ折り畳み椅子などがあります。

最近はクーラーに座れるものが多いので、座れるクーラーを購入するのが一番良いと思います。
サビキ釣りの竿は万能竿でOK

サビキ釣りの竿は足元に落とすだけであれば、短すぎなければどんな竿でも出来ます。
極端な話、マグロ用の竿でも出来るくらい色々な竿で釣りが出来ます。
と言っても、迷ってしまうと思うので、初めての方は釣具屋さんで売っている安価な3000円から5000円くらいのリール付きの竿セット、もしくは、堤防竿もしくは磯竿の2号か3号にリールをセットするのがちょうど良いです。
僕は4メートル、2号の竿を使っています。

小型のスピニングリールに巻いている糸は道糸と言い、2号もしくは3号巻かれていればOKです。
推奨は3号です。
サビキ釣りの中でも遠投サビキ釣りというのがあり、かなり重いオモリを使用するスタイルをやっていく人はいずれ、磯竿の3号か4号が必要で飛距離を出す上で必要になってきます。
ただ、ちょい投げから防波堤の足元でサビキ釣りをする場合は、基本的に短いルアー用の竿でなければ、何でもよく、釣具屋さんで売っている安価な万能竿でも問題ありません。
余裕があれば、持っていた方が良いアイテム

タモ網
基本サビキ釣りで釣れた魚は抜きあげますが、抜き上げられない大物がかかることがあります。
その時は近くにいる別の釣り人でも良いので、網を貸して欲しいと助けを求めましょう。
僕も何度も近くの釣り人に網を貸してあげた(掬ってあげた)ことがありますので、大体の方は協力してくれると思います。
仕掛けとコマセ(撒き餌)のあれこれ
サビキ釣りはサビキ仕掛けとコマセと呼ばれる撒き餌の組み合わせで成立する釣りです。
そんな仕掛けには沢山の基本があります。
サビキ仕掛けの全体像
サビキ仕掛けはこの順番で結んでいけば完成します。
念のため、釣具店でこの記事を読んでいる方のために先に基本的なサビキ仕掛けの全体像と仕掛けを説明します。

竿に付いているリールから道糸を出して、竿のガイド(糸を通す穴)を通します。
道糸から下は以下の通り順番に結んでいけば仕掛けの完成です。
- スナップ付きサルカン
※5番くらいのサイズがおすすめ
- コマセカゴ
- サビキ仕掛け(パッケージから取り出して付ける)
- オモリ(ナス型で3号〜15号)
※防波堤や海釣り施設なら3号〜8号くらいのオモリで釣りが十分可能です。
沖合に面した外洋側を釣る場合、潮の流れが早く、15号くらいないと厳しい釣り場もあります。


もしくはこちらのカゴのタイプは直接サルカンに引っ掛けて使います。

このように道糸にサルカン、カゴ、仕掛け、オモリと順番に結んでいくことで、基本的な仕掛けは完成します。
この仕掛けの特徴などはこれからご説明します。
短い竿を使う時の注意点
短い竿を使う方向けですが、仕掛けを購入する時は必ず仕掛けの全長をチェックしてください。
例えば、ルアー竿しか持っていなくてそれを海で代用するみたいなパターンやダイソーなどで購入した竿を使う場合(短い竿しか売っていないので)などです。
仕掛けの全長が140センチと買いてあって、210センチの竿だと釣りが出来ます。
しかし、6本針で180センチと買いてあって、180センチの竿だと仕掛けの根元が竿先に絡みやすくなり、さらに仕掛けが巻き上げられず、手で仕掛けをあげることになります。
必ず、竿が短い竿を使う方はサビキ仕掛けの全長を確認しましょう。
初めの方はサビキ釣りの仕掛けは3本針タイプがおすすめ

サビキ釣りは標準的な仕掛けは5本か6本の針が付いているタイプです。
しかし、はじめて釣りをする方は特に、釣り糸が絡んでしまったり、魚の尾っぽ側に針が絡んでしまったり、色々なトラブルに見舞われる可能性が想定できます。
また、お子さん連れで釣りをしているなら、尚更、釣り針が多いことでのトラブルがあると釣りが中止して大変です。

そのため、僕はできる限り3本針のさびき仕掛けから釣りをスタートすることをおすすめします。
針の数が少なくなる分、魚が掛かる確率は確かに落ちてしまうのですが、まずトラブルなく釣りをすることが大事です。

僕も結構、3本針好きなので、よく使います。
子供達にも基本的には3本針のみで釣りをさせています。
サビキ釣りの針の特長
サビキ仕掛けの針は地域によって売っているものが違ったりしますが、最も有名で使用頻度が高い針は「ピンクスキン」と「サバ皮」になります。
ピンクスキンとは、コマセで使うアミエビにそっくりな擬似餌のようなものが付いているタイプで多くの釣り人が愛用しています。
迷ったらピンクスキンの針は購入して損はありません。
また、周囲の実績の僕の経験上、「サバ皮」の針も必要です。
この針は単純に虫の羽のようにカットされたサバの皮が付いているのですが、この皮のちょっとした煌めきに過剰に反応する日があるのです。
またはサバ皮が強い場所があります。
サバ皮だけ、釣れまくるなんてことも何度も経験してきましたので、仕掛けとして1袋は購入して置いた方が良いです。
サビキ釣りの釣れる原理

サビキ釣りは枝のようなハリス(針が結ばれている糸)と針が何本の糸の幹から出ているような構造になっており、この形が水中では針先がゆらゆらと揺れ、魚を自然を誘う動きになっています。
一見、人間側からみると水中でただ仕掛けを止めているだけのように見えても、実際水中の中では潮の流れなどでゆっくりと針が揺れています。
揺れていることで常に魚に誘いをかけていることになるので、仕掛けを入れて待っているだけでも魚が食いつくのです。
そのため、魚が食いついたら、そのままプルプルしている状態を保っておくと、そのプルプルがサビキの枝分かれした針先をさらに震わせ、誘いになり、さらにもう一匹掛かります。
これを多段掛け・鈴なりと言ったりします。

サビキ釣りの針先にはピンク色や白色のスキンが付いていたり、サバ皮が付いていたりと、魚が好む擬似餌が付いています。
トリックサビキと言われる針先にアミエビを掬って投入するタイプの仕掛けもありますが、サビキ仕掛けと言えば、大体が針先に擬似餌的な物が付いていて、魚にアピールしてくれます。
この針先についている疑似餌の種類は複数持っていた方がよく、同じ釣り場でも時間帯によってサバ皮にだけアタリ(魚が仕掛けに食いついて反応があること)が連発したり、ピンクスキン系にだけ反応があったりと時と場合に応じて、魚の反応が変わります。
さらに、釣り場によっては、サバ皮がメインでよく釣れるということもあるので、釣り場で経験を積んだら、次回同じところに行く時によく釣れた仕掛けを覚えておきましょう。
サビキ仕掛けの基本
サビキ仕掛けの基本的に作り方ですが、大きく分けて2つの流派があります。
上カゴ式(関東式)と下カゴ式(関西式)の2種類です。
関東でも、関西式の仕掛けは売っていますので、関東関西に限らずお好みで良いと思います。
それぞれの特徴を説明します。
関東式(上カゴ式)

僕なんかは東北→関東という釣り場を見てきていますので、こちらの仕掛けの方が馴染みが深く、昔からほぼこのスタイルでのサビキ釣りをしてきました。
※写真はウキが付いていますが、足元に落とすサビキ釣りならウキ類は不要です。
一番のメリットは仕掛けの対応力の幅だと思っています。
上にカゴがあることで、オモリとは分離して取り付けしますので、カゴの種類を選べます。
プラスチックの白いカゴでコマセの出す量を調整したり、ステンレスのカゴや網タイプでがっつりコマセを撒いていくことも出来ますし、蓄光タイプの光るカゴなんかもセレクト出来ます。
そして、上カゴ式の面白いところは、そもそもカゴを付けないでサビキをすることも出来ます。

後で説明しますが、サビキ仕掛けを投入したら、柄杓でコマセを投入する形での釣りも出来ます。
一瞬の爆発力は欠けますが、慌ただしくコマセを入れ続けなくても良いので、1日中のんびり自分のペースでコマセを撒き続けることが出来るのです。
また、ウキを付けて、投げサビキをする際にも潮流の速さや投げる距離によりオモリを細かく調整出来ることも魅力です。
3号の超ライトなウキから20号くらいの激流対応のウキやオモリを中のサビキ仕掛けを替えずに交換出来ます。
これから紹介する下カゴ式だと僕の知っている範囲では、オモリとカゴが一体になっていて、重さの幅が多くない印象です。
また、もう一つのメリットして表層で魚が食う時に上にカゴが付いているので、カゴから落ちていくコマセがかなり綺麗に仕掛けの同調する点です。
コマセが仕掛けと同調することで、魚をいとも簡単に騙しやすくなります。
関西式(下カゴ式)

関西の方では特にさびき仕掛けの一番下にオモリ付のカゴを付けた仕掛けが一般的です。
メリットとして、手返しの速さが言えます。

コマセのアミエビを海水に浸した状態にして入れておき、仕掛けの下カゴをそのままアミエビの中にドボンと入れます。
コツは完全にバケツの中でアミエビを海水で浸してしまう状態にすることです。
そうすると、手を汚さずに下カゴに勝手にアミエビが入るので、すぐに次の投入が出来ます。
アジは釣れるタイミングが一瞬で、回遊してきたその瞬間に釣りまくらないと数を伸ばせないという日は結構あります。
その時に下カゴ式で手返しよく釣ってしまうのがこの仕掛けの真骨頂となります。
デメリットとして、仕掛けとコマセが同調しにくいということがあります。
仕掛けとコマセが同調することで多くの魚を狙えるのですが、構造上、同調がしにくいということがあります。
上カゴの場合、上からコマセが落ちていくので下にある仕掛けと同調しやすいのですが、下カゴの場合、コマセが仕掛けより下に落ちてしまうので、仕掛けと同調がしにくいということがあります。
ただ、底付近に魚を集める釣りには下カゴの方が釣りはしやすいと感じます。
そのため、釣り公園などで下カゴ式のサビキ仕掛けにクロダイ(チヌ)がヒットしたりするのも偶然ではなく、下カゴ式のコマセに集められたクロダイ(チヌ)が底付近の餌を食べるようになり、釣れるという流れだと想像出来ます。
ちょっとプラスαのススメ
ちょっとだけ、周りと差をつける秘密の道具をご紹介します。

実はこの集魚板がすごいんです。
コマセは流れる方向に魚が居ないと寄ってきにくいのですが、この集魚板はギラギラ水中で輝くので、魚達がなんだろうと目視して寄ってきます。
場合によってはこの集魚板に魚が食らいついてくることもあるくらい、魚にとっては面白いものなのかもしれませんし、魚の本能に訴えかけるスペシャルアイテムだと思います。

仕掛けの道糸から結んだサルカンを開いて付けるだけで集魚板の取り付けは完了です。
コマセの撒き方の種類と重要性

サビキ釣りの特徴として、魚にサビキ仕掛けに気がついてもらうために「コマセ(撒き餌)」を海中に撒きます。
方法は主に2つあります。
- 柄杓を使ってコマセ(撒き餌)を投入する
- 仕掛けに付いているカゴにコマセ(撒き餌)を入れる
まず、どちらにも共通しているのが、プラスチックなどで作られた固めのバケツやセミハードな硬さを備えたバッカンやバケツなどにアミエビや集魚剤を入れ、コマセを作ることです。

作ったコマセを柄杓で海に投入するか、仕掛けのカゴの中に詰めるかの違いです。

一般的には仕掛けの投入点が近場であれば、どちらでも大丈夫ですが、少し仕掛けを投げるのであれば、カゴからコマセを出すことが確実です。
このサビキ釣りのおいて最も重要な点はコマセを撒くことです。
コマセを撒くことで魚が集まってきて、集まってきた魚がサビキ針に掛かるという流れです。
特に仕掛けにカゴが付いている場合、カゴからコマセが少しづつ出ることで自動でサビキの各針と同調します。
その結果、魚がコマセの周りに寄ってきて、近くにある針にいとも簡単に食いついてくれるのです。
仮にサビキの仕掛けのみで釣りをすると、釣れるには釣れるのですが、釣りの難易度があがります。
魚がいるところに正確にサビキ仕掛けをアプローチしないと釣れないからです。
しかし、コマセがあることでより、魚から寄ってきて、しかもその場に留まってもらえるのです。
釣れ出したら、魚をそこに留めておくことが大事なので、バンバンコマセを撒いておきましょう。
同じポイントにコマセを撒き続けることが連続して魚をヒットさせるコツです。
水汲みするための柔らかい紐付きバケツでもコマセを入れられますが、コマセをすくう時にバケツが柔らかく、少しやりにくいです。
手洗いや釣れた魚を入れるバケツとコマセ用は別で購入しましょう。

最近は、チューブタイプで手が全く汚れないでカゴ詰め出来るアイテムも沢山出ているので、臭いや手間が嫌な方はこうしたタイプを選んでも良いと思います。
フルーティな香りがするアイテムもあり、昔なら考えられなかった商品ですね。笑
コマセは基本的にアミエビのみでOK

コマセは基本的には冷凍のアミエビを釣具屋さんで購入し、海水で溶かしてして使用しましょう。
真夏は凍った状態で持ち込んでも海水をかけるとすぐに解れますが、秋から冬にかけては自宅などで事前に袋の上から冷水をかけて、冷凍食品を溶かす要領で、アミエビを少し溶かしておきましょう。
釣り場に着いたら、コマセ用のバッカンやバケツにアミエビを出して、海水を少しづつ足していき、コマセスプーンなどで溶かしながら、要らなくなった海水を少しづつ捨てていけばOKです。
特に決まりなどはありませんので、アミエビをぐちゃぐちゃにしても、原型が残っていてもどちらでも良いです。
溶かしたコマセはサビキ仕掛けのカゴにコマセスプーンやフォークなどを利用して詰めていきましょう。
ただし、真夏でアミエビが腐りやすい時期は、凍った状態のアミエビを半分くらい残しておき、使い終わったら補充する感じでやっていった方が良いです。
真夏に腐るとすごい臭いです。
また、地域によってはカラスやカモメが集まってくることがありますので、コマセから離れる時は蓋をした方が良いです。
前述している通り、最近は手を汚さず、しかも常温保管が出来るアミエビチューブ的な商品が各メーカーから複数出ています。
釣具店に行ったら、ほぼ売っていますので、アミエビを溶かしたりするのが面倒な人はそちらを購入した方が良いでしょう。
ただ、個人的にやっぱり冷凍のアミエビに集魚力は叶わないと思っています。
コマセ(撒き餌)はカゴ八分に入れると出やすい

コマセをカゴに入れる際は基本的にパンパンに詰めすぎない程度がコマセを効率よく撒いていくコツです。
ただ、魚が回ってこないで釣れない時間帯はあえて、パンパンにコマセをカゴに入れて、出が悪くしても良いと思います。
回ってきたり、時合になった時にどんどんコマセを撒いても良いと思います。
釣れ出したら、魚をそこに留めておくことが大事なので、バンバンコマセを撒いておきましょう。
魚が回ってこないで釣れない時間帯はあえて、パンパンにコマセをカゴに入れて、出が悪くしても良いと思います。
回ってきたり、時合になった時にどんどんコマセを撒いても良いと思います。
プラスチックタイプのカゴの場合、コマセの出を全開にしたり半開にすることで調整することが出来ます。
釣れていない時と釣れている時で使い分けするのがおすすめです。
釣れている時は半開にして、魚を寄せている時は全開にするイメージです。
糸の結び方
僕はルアーで釣りをする時も餌釣りをする時も小物を釣る時も大物を釣る仕掛けも実はほぼ全て同じ結び方で行っています。
道糸とサルカンを結ぶ時、サビキ仕掛けと道糸を結ぶ時と結び方は一緒です。
また、道糸とハリスを直結で結ぶ(糸同士)時もこの方法を応用すれば結べます。
そんな万能な結び方に「ユニノット」という方法があります。
ブログでご紹介しようと色々考えましたが、YouTubeの動画をみてもらうのが一番確実だと思いましたので、「ユニノット」で検索してみてください。
そんなに難しい結び方ではないので。

足元に落とすサビキ釣りなら、リールから道糸を出し、それを釣り竿のガイドと呼ばれるリングを通して、そのままサビキ仕掛けのサルカンに結びます。


カゴの種類によっては道糸とカゴを結んでから仕掛けを結ぶケースもあれば、道糸と仕掛けのサルカンを結んでカゴを後付けするタイプもあります。
購入したカゴのタイプにより付け方はそれぞれです。

仕掛けの取り出し方と保管方法

サビキ仕掛けはサルカンと呼ばれる金属の部品から糸から枝分かれしたハリス、そして針まで作ってあるものが販売されています。
基本的に仕掛けを取り出す時はゆっくり取り出さないと糸に傷ついてしまうことがあります。

ゆっくり取り出していけば、大体うまくいきます。
仕掛け類の保管方法ですが、糸は紫外線で大きく劣化します。
その結果、ばちばちに糸が切れやすくなりますので、太陽光にあたるところには保管しないようにしましょう。
釣り後の仕掛け

使い終わった小道具は基本的に真水で丸洗いすれば、また使えます。
スイベルスナップやカゴ・ウキなど真水で洗って再利用出来るものは再利用しましょう。
僕は小物ケースに入れて保管していて、釣りが終わったら最後に使った仕掛けを洗って使えるパーツは全て回収し、ケースに入れます。
ただ、ウキ止めゴムやウキ止め糸、何匹も魚を釣ったサビキ仕掛けそのものは再利用出来ません。
サビキの針は魚を釣れば釣るほど、針先が鈍ってきますので、何匹か釣っているなら次回は新しいものに替えましょう。
もし、サビキ仕掛けの使用感が少なければ、発泡スチロールを仕掛けサイズに切り、巻き付けておくのがおすすめです。
針先はそのまま発泡スチロールに刺して固定します。
最悪、ダンボールでもいけますが、針先が少し鈍るリスクがあります。
また、長くサビキ釣りを楽しみたい方は釣具店に仕掛け巻きが売っています。
円形のものから、梯子型のものまで色々あります。
このサビキ釣りで使用する際の小物類は実は別の釣りでもそのまま流用できます。
特にライトカゴ釣りやフカセの棒ウキの仕掛けの時にもこのまま使用することが多いので、ケースにまとめています。
サビキにウキを付けて釣ってみよう
サビキ釣りで狙える美味しいお魚はアジやサバ、イワシ類などです。

特にアジは釣れて嬉しい、食べて美味しい魚でサビキ釣りの代名詞とも言える魚です。

そうしたお魚はマグロやブリのような泳ぎ回る魚と同じ習性をもった青物(あおもの)という類の魚です。
彼らは回遊して泳ぎ回っているため、釣れない時はその場所に居ない、釣れる時は居るとはっきりしている魚です。
特に地形変化と呼ばれる海底の水深が変化するポイントや岩礁地帯や防波堤の基礎となる構造物などを基準に集団で泳いできます。
足元だけに落とすのも良いのですが、ウキをつけて少しでも沖に投げた方が、回遊しているポイントに当たりやすいです。
つまり、狙える範囲を広げるイメージです。
足元だけだと、防波堤などの際に魚が寄っていない時は、全然違う魚がぽつぽつ釣れてしまうことがあります。
そのため、全国津々浦々、どこでもある程度楽しめるという意味で、ウキサビキ釣り、ウキを付けた遠投サビキ釣りは便利です。
また、ポイントの沖目を狙うだけでも、魚の種類が増えたり、釣れる数が増えたりします。
なぜ、沖目を狙うのかと言えば、理由はいくつかありますが、地形変化や潮の動きの変化があるからです。
どちらも変化ですが、特に地形変化(水深が変わっていく地形、コンクリート、岩などの障害物など)しているところはアジなどは特に回遊してくる要因となります。
足元で釣れる釣り場と足元では釣れず、少し沖目でないと食わない釣り場があるので、やはり、沖目に仕掛けを投入できる用意はしておいた方が良いと思っています。
あと、初心者の方は避けた方が良いのですが、足元が消波ブロックやガチガチの岩礁地帯というポイントや地磯(岸から続く磯)などで、足元に落とすとすぐ根掛かりしてしまうポイントでも、ウキが一つあるだけで、仕掛けが流されて海底に引っ掛からないポイントに投入することが出来ます。
ちょい投げウキサビキは2号から8号くらいが使いやすく、遠投投げサビキは10号から15号くらいを使用します。
ただし、遠投投げサビキの場合、磯竿3号〜4号くらいの硬さが仕掛けを投げるために必要なため、基本的には2号から8号くらいのウキを考えましょう。

ちょい投げサビキは、どんなタイプのウキでも大丈夫です。
円錐ウキでも棒ウキでもサビキウキでもOKです。
ただし、オモリの号数(重さ)は各ウキや仕掛けに付けるカゴやウキによって調整が必要です。
ウキに対してオモリをつけるのですが、ウキが3号と記載されている場合、2号がちょうど良いウキと、3号ぴったりでも大丈夫なウキがあります。
ウキによってケースバイケースですので、オモリは複数重さを用意しておいた方が無難です。
また、金属のカゴを使う場合、オモリ1号分くらいの重さになることがあるので場合によってはウキ表記の号数マイナス2号くらいのオモリが良い時があります。
釣り場で起きる最悪なことは、オモリが重すぎてウキが勝手に沈んでいってしまうことです。
とりあえず、無難なのはウキの表記よりも1号分小さいオモリを買っておくことです。

また、ウキサビキは仕掛けを投げたら、糸の弛みを少しとって、竿を軽く立ててください。
こうすることで、ウキが一瞬沈み、糸が引っ張られることで仕掛けのカゴからコマセが出ます。

ウキがピクって動いて仕掛けが落ちるとウキが安定するので、ウキをしっかりみましょう。
ウキが急に倒れたり、ピクピクなったりするのは、魚が近くに居たり、アタリが出る前アタリの可能性が高いです。
ウキが沈んだらゆっくりリールを巻いて、竿に重みが乗ったら、ゆっくりと巻き上げていきましょう。
アジの場合、ここで慌てて巻き上げると口切れと言って、口の柔らかいアジの口が切れてしまい、バラしてしまいます。
また、ウキサビキの面白いところは、ある程度アジやサバなどの回遊性の高い魚が釣れる釣り場には、よく毎回同じような釣り人が通っている点です。
どういうことかといえば、すでにその釣り場で魚を釣るためのベストな仕掛けに辿り着いている人が多いので、出来れば、周りで使っている仕掛けやオモリが何号なのか聞いてみるのも一つの手です。
というか、それが一番魚を釣るための仕掛けにたどり着く最短の道です。笑
それに、人の多い釣り場などは、自然と使っていく仕掛けと重さがみんな似てくることが良くあります。
周りと同じような重さの仕掛けを使うことで、潮に全員の仕掛けが流されたとして、お祭りなどの仕掛けが絡むトラブルを避けられます。
また、短めの竿を使う時に投げサビキをする時はウキ止めが必要です。
ウキ止めには2種類あり、ウキ止めゴムとウキ止め糸があります。
ウキ止めの代わりに、ウキ止めゴムを使うと竿のガイド(糸を通す穴)に引っ掛かり、仕掛けを投入する時にトラブルになったりします。



浅い場所でしかやらない方はウキ止めゴムが便利ですが、投げサビキでウキを飛ばす場合で、短い竿を使う方はウキ止め糸を結んで、シモリ玉でウキを止めるやり方が無難です。
ちょい投げウキサビキで、魚が釣れたらもっと釣るために意識したいポイント
サビキの場合、どこの針に食ってきたかによって、ウキ止めの位置を調整していきます。
例えば、上の針に食ってくる場合、ウキ止め位置を仕掛け寄りにして、浅くします。
反対に下の針ばかりに食ってくる時は、ウキ止め位置を仕掛けから離して深くします。
こうして、タナ(層)の調整をします。
釣れて欲しくない魚が色々掛かる時も同じように調整していきます。
また、ウキを付けている場合もっとわかりやすいのが、「ウキがぴょこぴょこしたり、一瞬倒れながらアタリが出る場合」食いあげてきてる可能性が高いので、仕掛けをさらに深く設定します。
釣り場を探そう
近場で釣りをすることに越したことはないですが、釣れる釣り場に行くには海沿いにでも住んでない限り、車などである程度移動が必要です。
釣りは長距離移動するものと考えましょう。
よくわからないけど、近所の釣り場へ行くと、全く魚が居なかったり、サビキ釣りに適していないなどの可能性があります。
よくわからないうちは、サビキ釣りで実績のある釣り場を優先して選びましょう。
例えば、人が運営する海釣り施設などの釣り場が最初のうちは一番良いです。
慣れてきた時に、調べて気になる釣り場に行ってみたら良いと思います。
ステップバイステップです。
海上釣り堀と海釣り施設は違っていて、岸側から釣りが出来る海釣り施設や公園を選びましょう。
海釣り施設や公園は柵があったり、餌や食べ物も現地で買えるケースや救命胴衣の貸し出しなども行っており、初めて釣りをするには申し分ないです。
横浜の海釣り施設は、子供でも落ちないような柵があって、物を落とすことがあっても大きな事故なく安全に運営出来ている施設が多くあります。
また、スタッフの方も在中していて、釣りのわからないことを教えてくれ、サポートしてくれる施設もあります。
大物は意外と人気釣り場に隠れている
個人的に人気の防波堤や海釣り公園や施設は小物釣り場のようなイメージを持たれることが多いのですが、経験上そうではありません。
僕個人もクロダイ(チヌ)のフカセ釣りをする際にも横浜で人気の釣り場を選ぶことが多いです。
なぜなら、連日コマセが効いている場所は、釣人の餌には見向きもしないような大型の魚がうろうろしていることが多いからです。
居るのに釣れないという大型個体は、人気の釣り場には必ず居ます。
僕はそう思っていますので、そうした大物を釣るためにはどうすれば良いか考えていくのも釣りの楽しみです。
魚が移動し、魚が釣れ始めるきっかけになるのが潮の動き
海釣りにおいて最も重要な点が潮の動きです。
特にアジやイワシ、サバなどのサビキ釣りのターゲットになる魚は1箇所に留まることを基本せずに常に動き続けています。
(その場付近をぐるぐるしている居着きのアジというのもいますが・・・)
闇雲に動いているのではなく、潮の変化や潮流の方向に合わせて動いています。
そのため、目の前に釣れる潮が入ってくれば、一気に釣れ続くことも少なくなく、急に魚からの反応がなくなることもあります。
サビキ釣りはコマセを撒くことで一時的に魚を留めておくことが可能な釣りです。
面白いことに釣り場に応じて、魚の動きは違ってきます。
多いケースとしては、上潮という動きで、魚が防波堤付近まで回ってくるケースが多いのですが、下潮でアジが回遊してくるという釣り場もあります。
僕のよく行く釣り場は下潮でしかアジが釣れません。
その釣り場の潮の動きによって特徴があることを覚えておきましょう。

また、潮が動く時に魚が動く関係上、釣り場のポイントは水深がやや深い場所を狙えるポイントが良いです。
外洋に面したポイントや船道などの深場、防波堤の先端など、深場に隣接したところがサビキ釣りでは狙い目となります。
水深の深い防波堤や大型の漁港など大きな船が入ってくるところはどこでも足元がポイントになりやすいです。
キーになるのは水深が他に比べて深いところがあるかどうかがポイントの良し悪しを決めることにつながります。
そして、アジ単体で言えば、アジは時合があり、朝イチのマズメ時、暗くなったら釣れ始める、潮が下げ始めたら釣れ始める、潮が上げ始めたら釣れ始めるなど、ある程度釣り場によって特徴があります。
もちろん、全て複合しているパターンもあります。
色々な釣り場でアジを釣りましたが、面白いことに釣り場によって特徴が異なるケースが多いので、できる限り同じ釣り場に通って釣れるタイミングを見極める練習をしてみましょう。
そのためにある程度潮まわりの情報を頭に入れておくことが大切です。
サビキ釣りで釣れる危険な魚達
サビキ釣りでよく釣れる危険な魚の代表例があります。
アイゴ、ゴンズイ、ハオコゼ、ミノカサゴなどは毒魚ですので、手で握ったりしないようにしましょう。

●ゴンズイ
※背鰭と両胸鰭に毒があります。
群れで泳いでいるので、連続して釣れることがあります。
ゴンズイはどの向きを向いても3箇所の毒針が上を向くようになってるので、ギュッと掴むと大変危険です。
毒針が返しになっていて、刺さると抜けず、刺されたところが大きく腫れますので、ほんと注意が必要です。
防波堤の際(キワ)でよく釣れる魚です。

●アイゴ
※泳いでいる時は背鰭を閉じてしますが、背鰭が長い魚で全ての鰭に毒があります。
猛毒ですので、絶対に触らないでください。
よく釣れる魚です。

●ミノカサゴ
※全身の鰭に毒があります。主に深場に隣接する暖かい海域で釣れることがあります。
フィッシュグリップなどでも長さ的に心配な方は、魚にはごめんなさいですが、ハリスからカットして逃してあげるのが無難です。
基本的に見たことがない魚であれば、まず、フィッシュグリップで魚を触り、釣り場で「釣り 毒魚」で検索をしてみて、該当しないか調べた方が無難です。
地域により、少し色が違う毒魚が居たり、生息している魚が違いますが、主に毒魚は大体決まっていますので、事前に調べるか釣り場で逐一確認がマストです。

また、ぷーと膨らむフグ系の魚は大体の方がわかると思いますが、内臓系に毒があるので、フグは免許を持っている方以外は基本的に持ち帰らないようにしましょう。
ファミリー向けの話
この記事は見られている方はお父さん、お母さんなどの保護者で、お子さんと釣りに行く前に下調べを前提に読まれている方もいると思います。
釣りにおいて、はじめの釣りだらけでわからないことだらけだと思いますが、特にお子さんがいる家族での釣りで注意が必要な点をお伝えしておきます。
僕も子供達と釣りをする時に気になった点もまとめています。
・地面に竿やロープなどを不用意に置かない
地面にロープや竿を置くことでそれにつまづき、落水してしまう事故を何度も聞いたことがあります。
竿は置くのであれば、海側に竿先を向けて起き、引っかかりにくくしておき、散らかして足に引っかかるものがない状態になるように大人が気配りすることだ大事です。
特にバケツのロープは注意が必要です。
・椅子になるものがあれば便利
基本的に釣りをしている人なら座れるクーラーを購入し、クーラーに座って釣りをします。
しかしファミリーで釣りをする場合、椅子の数が足りなくなることがあるので、事前に折り畳みのパイプ椅子みたいなものを用意しておきましょう。
子供が突然飽きてしまったり、動きたくなくなってしまうことがあります。
その時に休める場所が必要です。
・事前にトイレの場所を探しておく
近くにコンビニなどがある防波堤であれば問題ないのですが、釣り場付近にトイレがないケースが多く存在します。
万が一、大がしたくなった時にすぐに移動できるようにトイレの位置は事前に確認しておきましょう。
・サンダルで釣りをしない・防寒になるものを一枚持っていく
足元が冷えると体の芯から冷えてきます。
足元が暖かいと、少し薄着でも耐えられますが、足元がキンキンに冷えると、かなり苦痛の伴う寒さに変わります。
釣り場ではつまづくリスクもあるので、サンダルではなく靴で釣りに出かけましょう。
また、釣り場には急な天候変化や風が吹き出してきたり、海風が思った以上に涼しかったりと、体温が奪われる原因が色々発生します。
急に寒くなっても対応できるように季節ごとに事前に考えて行動しましょう。
特に僕は自分1人で行く釣りの時もそうですが、寒くなった時のために薄いダウンを必ず持ち歩いています。
真夏以外は基本的に持ち歩きます。
急に寒くなるのが自然です。
・釣り場にゴミを捨てない、コマセで汚れたら流して帰る
昨今、爆発的に釣り禁止のエリアが増えています。
少しづつ増えているのではありません。
爆発的に増えているのです。
その原因が釣り場を汚して帰ったりゴミの不法投棄が一つの要因と言われます。
そうした禁止の釣り場を増やさないためにも釣りをする人は特に注意が必要です。
海釣り公園や海上釣り堀でもない限り、釣り場=誰かの職場です。
主に漁師さんなどが普段働いているところで、釣りをさせてもらっている場所であることを理解しなくてはなりません。
釣り場がコマセなどで汚れたら簡単で良いのでバケツで流して帰りましょう。
・混雑している時、仕掛けを投入したら弛んでいる糸を巻き取る
混雑している時に多くの釣人から出る不満が、隣の人の糸が自分の仕掛けに絡まることです。
これをお祭りと言います。
このお祭りにならないためには仕掛けをまっすぐ投入したら、風などで煽られ、糸がたるんだらきちんと巻き取って、糸のたるみを放置しないことです。
これを気をつければトラブルは大きく減らせます。
万が一、トラブルになってしまった時は自分相手どちらが悪いに関わらず「すみません」と一声かけましょう。
この一言がトラブルを防ぐ大事な一言になります。
サビキ釣りは楽しい釣りの始まり
釣りはまず魚が釣れないと面白くありません。
狙った大物だけを狙う釣りや渋い中の1匹を求める釣りは釣りに慣れてからで十分です。
まずは沢山の魚を釣ることが釣りを楽しみ、上達するコツです。
なかなか釣れにくい魚を1日かけて釣るのと、何匹も釣れる魚を狙う釣りでは後者の方が上達のスピードは早いです。
そんなきっかけになる釣りがサビキ釣りです。
僕は各大物狙いから磯釣り、船釣り、バスフィッシング、堤防釣りなど、色々な釣りをしますが、あらためてサビキ釣りを見直せば見直すほど、魚を釣ることに特化したすごく理にかなった仕掛けであり、釣り方であると感じます。
サビキ釣りは初心者向けの釣りであると言われることも多いですが、実は意外と奥が深く、楽しい釣りです。
ぜひ、釣り場で楽しむことを忘れずに魚達とコミュニケーションをとってみてください。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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