「シンデレラフィット?」最高の40㎝バッカン収納活用術と「VS-3043NDDM」
今回は、車収納でも自宅保管でも使える小物を中心とした40㎝のバッカンを利用した収納方法をご紹介します。
車に小道具や小物を中心とした釣具を保管しておくのにも使えますし、自宅保管でも出来る方法です。
釣具の収納は収納アイテム数を考慮すれば、それこそ、組み合わせは無限にあります。
アウトドア店舗やホームセンターなどを歩けば沢山の収納グッズ達に会えますので、その中から選ぶ楽しみがあります。
今回紹介するやり方は40㎝バッカンさえ入手できれば、どのメーカー共ほぼフィットする方法です。
是非最後までご覧ください。
40㎝バッカンとバーサスVS-3043NDDMの相性は最高

このやり方で現在、活躍しているのは魚の調理道具です。
調理道具を使わなくなった40㎝のバッカンにバーサスから発売されている「VS-3043NDDM」を組み合わせることで、シンデレラフィットし、長く収納しています。


この「VS-3043NDDM」ですと、平均的な40㎝バッカンだと大体3段重ねられます。(メーカーにより若干高さが違うので事前に確認は必要です。)

僕は「VS-3043NDDM」を2段重ねて、その上にバッカン40㎝に合う専用のケースを乗せています。
専用のケースは10年以上前のアイテムなので、名前もわかりません、すみません。
ケースをはめるとしっかり閉まらなくなりますが、取り出しやすいので完全にバッカンの蓋のチャックを閉めずにこのままの状態で保管しています。
また、「VS-3043NDDM」の良いところは40㎝バッカンにぴったりなのですが、指先は左右の隙間に入るので、ぴったりすぎて取り出ししにくいなんてこともないです。
ここが一番のおすすめポイントです。
毎回取り出しにくかったらストレスです。
「VS-3043NDDM」はちなみにサイズは「356×230×82mm」で、スモークグレーと透明から色が選べます。
この「VS-3043NDDM」は仕切りがないので、仕切りが欲しい方はバーサスの公式ホームページで「VS-3043NDDM」のページから関連商品として探せます。
ルアーを仕切りで入れたい、餌釣り用の仕掛けなどをフィットさせたい人などはそこから探してみてください。
魚釣用の調理用品って、家庭で使うアイテムと混ぜるわけにもいかず、どこかにまとめて置くにも結構かさばるんですよね。
主に津本式究極の血抜きのアイテムばかりなのですが、これは僕は釣具の道具として考えているので、「VS-3043NDDM」の中に魚を捌く全ての包丁やケース、血抜きに使用する際のホースや小物類、手袋に至るまで全て入れています。
このバッカンを取り出したら、魚を捌いて仕立てができますよセットです。
そして、僕は基本的に、全ジャンルの釣りにこの収納方法を使っています。

ロックフィッシュ用のワームを平置きで大量に入れていたり、ウキフカセ用の小物の予備をまとめておいたり、おかっぱりからのライトゲーム用の小さなケースをまとめていたりと色々使っています。
写真に写っているのは餌釣りで使用する時のマルキューのシステムケースのMサイズとLサイズです。
この2つも40㎝バッカンに並べるとフィットします。
バッカンの上に重ねて収納したい方向け
こうした便利な収納方法ではありますが、車や自宅で保管することを考慮すれば、このバッカンの上に他の収納アイテムやクーラーやケースなどが乗せられるかという質問があると思います。
40㎝のバッカンは蓋はふにゃふにゃですので、入れるものが硬ければ、重ねて収納も可能です。
ただ、クーラーや大型の釣具ボックスなどを重ねたい場合、最初から頑丈な蓋付きのバッカンが必要です。
有名どころで、ダイワやシマノでも蓋付きの重ねられる40㎝バッカンは販売されていますので、各ホームページでチェックしてみてください。

ちなみに僕はマルキューの「タックルストレージMQ-03/PA-03」というのを最近愛用し始めています。
正確に言えば、バッカンではありませんが、素材は完全にバッカンで強化版のバッカンという感じです。
100キロも耐えられますので、大体の方がこのまま座れます。
そして、上にクーラーや他のタックルケース、バッカンなどを置いてもびくともしません。
それでいて、中身はバッカンと同じ扱いで中が濡れてもしっかり大丈夫ですので、釣り場にそのまま持ち込んで、雨が降っても問題ありません。

ロッドホルダーもついており、肩がけのベルトもワンタッチで長さが変更でき、かなり重宝しています。
ちょっと遠征に出たり、何を釣るかわからないで行く時はこのタックルストレージ(バッカン)毎、車に積んでいき、必要なものを取り出してやるスタイルです。

「VS-3043ND-2」

「VS-3043NDDM」
先ほど紹介した「VS-3043NDDM」はもちろんのこと、ルアーや餌釣りの小道具を綺麗に分けて収納できる「VS-3043ND-2」も無駄なく入ります。
「VS-3043ND-2」は少し薄めに作られていますが、大型の青物系のルアーでなければ、大体入りますので、予備のルアーを入れるのにも役立ちます。

また、マルキュー同士ではシステマチックに収納できますので、システムケースのMサイズとLサイズが見事にフィットします。
このシステムケースにリールも収納できますし、長物以外はこの収納方式だとほとんどのタックルを収納できます。
何を持っていくかによって何を入れるか考えるのも楽しみの一つです。笑

タックルストレージのサイズは40㎝バッカンを僅かに大きくしたような形になっていますが、写真の通りマルキュー のシステムケースのMサイズ1個、Lサイズ1個、「VS-3043NDDM」、「VS-3043ND-2」が入ります。
このシステムですと、ルアーも「VS-3043ND-2」に収納できる分持っていけますし、何をやるかによって、持っていくものを変えることが出来る便利なタックルストレージとして機能しています。
そもそも40㎝バッカンの魅力
上記、メイホーから発売されている収納ケースと40㎝バッカンの組み合わせですが、そもそも40㎝バッカンの魅力はあまり多くの人は知らない気がします。
40㎝バッカンの中に何を入れるかは結論から言って自由です。
入るものであれば何でも良いです。
完全防水ですので水を貯めても良いですし、保冷機能はありませんが、極端なことを言えば釣った魚をそのまま放り込んでも良いのです。笑
それだけ自由度の高い40㎝バッカンですが、なぜここまで40㎝バッカンを推すのかと言えば、理由は沢山あります。
- ウキフカセ釣りでは撒き餌を作るための重要アイテム
- ウキフカセ釣りを初めてからは余った40㎝バッカンは集魚剤ケースへ
- 濡れたものや汚れたものを入れて丸洗い出来る
- 収納ケースとの組み合わせで色々な物が入る
- 釣り終了後の汚れたもの、臭いが発生するもの入れとして機能する
- 最悪、簡易的な魚入れとして機能する
基本的に僕は40㎝バッカンが収納としても釣具としても大好きです。
一番最初に買ったのは10年以上前のことでしたが、バッカンが欲しくて購入した訳ではなく、釣具店のスーパーセールでアブガルシアの40㎝バッカンとその内部収納ケースがセットで超特売で売っていたことが最初のきっかけでした。
何の理由もなく、ただ安いから買ってしまったのです。
ですが、買ったは良いものの、使い道がなく釣り場に持っていくこともなく、ただの収納ケースになっていました。
ワーム類やルアーを何となく入れていました。
特にオイリーなエコギアのワークを大量にストックする収納として家にあったという感じです。
バスプロの川村光大郎さんがバッカンの中に「VS-3043NDDM」を入れ、同じ収納方法をしていたのはびっくりしました。笑
その後、バッカンを本格的に活用し始めたのは数年後でした。
僕は結構汚れたものを車に入れるのが嫌いだったので、他人に乗せてもらう時も含めて、汚れたアイテムや洗うアイテム、衣類などは全てバッカンに入れて帰るスタイルになっていました。
つまり、ほとんど中身のないバッカンを車に積んでおき、釣りの帰りにドロドロになったレインウェア やフィッシングシューズ、そして、折り畳める網やフィッシュグリップなど、帰ってから確実に洗うものを釣りの帰りにバッカンに放り込むというスタイルになっていきました。
その結果、釣り仲間の車内に臭いが充満することもありませんし、自分自身も不快な気持ちになることなく釣りの帰りを楽しめました。
後は捨てることが出来ないゴミなんかもバッカンに突っ込んでいましたね。
バッカンには他に36㎝というサイズがありますが、衣類や網本体を入れるなら40㎝バッカンでないとダメです。
そういう意味でも40㎝バッカンは釣り後の収納としても機能することに気がついたのです。
また、魚を持ち帰ることを考えずにクーラーを持っていかずに釣りに行った時に限り、美味しい魚が釣れてしまい、急遽持って帰りたいという場合にもバッカンは活躍します。
用意するのはビニール袋(魚が入ればゴミ袋でも何でも良いです)で、持ち帰っている途中でコンビニで数百円の氷を購入すれば、保冷力はないですが、最低限魚は腐らず持ち帰ることが出来ます。
ちなみにビニール袋は厚めのやつを用意するか、魚を入れる時はヒレなどで穴が空きやすいので、二重にすることが多いです。
リリース前提で釣り行ったら、まさかの脂乗ったヒラメが釣れて・・・
「持ち帰りたい」って時に車の中のほぼ空のバッカンで持ち帰ったことがありましたね。笑
でも、この防水のバッカンがない状態で持ち帰った時、万が一、車のシートやカーペットに魚の血や体液やぬめりなどが付いた時には「悲鳴」ものです。笑
やっぱり、僕にとって何も用途がなくてもバッカンを車に積んでおくだけで安心感がありますね。笑

その後、一時アブガルシアのバッカンは撒き餌バッカンとしても活躍してくれました。
ただ専門のバッカンでないと、グリップ力がなく、コンクリートの上ですら滑るので、やめました。
撒き餌を投入するたびにバッカンが少しづつずれていくみたいな・・・笑
前述の通り、最近のアブガルシアのバッカンは調理道具専門になっていますが。笑

最終的にウキフカセ釣りを初めてから、色々バッカンを購入してみましたが、一番好きだったマルキューのアイテムに落ち着きました。「パワーバッカンセミハードTRⅦ40㎝」
今では撒き餌を作ったバッカン内に汚れたアイテムを全て入れて持ち帰るスタイルで落ち着いています。

長距離運転する時はこのバッカンを丸ごと45ℓのゴミ袋に包んでから車に入れています。
これでほぼ臭いは車内に漏れません。

ルアーをやっていた時も雨後の衣類や洗うルアーケース、リールなどは全てバッカンの中にぶちこんで持ち帰りです。笑
ですので、40㎝バッカンを持っておけば、収納にもなりますし、釣り後の汚れたもの入れの収納としても大活躍です。
汚れたものは基本的に帰ってから洗い場でバッカン毎洗えば良いので、すごい時間短縮になります。
洗うものを各所からわざわざ取り出して洗うより、洗うものをバッカンに詰めるだけ詰めて、帰って丸ごと洗った方が早いです。

最後にバッカンはある程度、臭気漏れ対策にもなる入れ物ですので、少し購入すると臭いがある撒き餌用の集魚剤をストックしておくのにかなり便利です。
これまで購入したバッカンは全てフル活用していますが、集魚剤入れとして使えるのが結構好きなポイントです。
少なくなれば、スペースが空くので、「補充しないと」と思って買いに行きますし、臭いが漏れにくいというのが何よりも良いです。
また、上記で紹介してきたバッカン用のケースをきっちり収納できるのも釣具収納の幅が広がりますよね。
今回の記事がお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございます。
