「超短期釣行派・時間調整系!」米ぬか撒き餌の作り方 ※オキアミ不使用

今回は、「釣り場でもう少し釣りがしたいけど撒き餌がない」「そもそも釣りがしたいけど、撒き餌を作って使い切れないと思う」という方向けの内容です。
釣り場で船着の関係や時間調整が必要な時ってありますけど、撒き餌を使用する釣りの場合、撒き餌の量の調整が地味に大変なんですよね。
それが釣りをする上でのストレスになるというか・・・
今回は、撒き餌にちょい足しして、1〜2時間程度を想定した釣りを延長する方法をご紹介します。
ちょい足しで用意するものと作り方
用意するものはとてもシンプルです。

- 米ぬか約1キロ
- マルキュー:MSP(マルキューシンクロペレット)

撒き餌にちょい足しするにしても、超短時間釣行で1時間程度を想定した釣りをするにしても、この量を使えば問題なく釣りが楽しめます。
まず、米ぬかを入れて、海水約1,000ml入れます。(時期によっては800mlの時も)

その後、MSPを袋全て入れます。
必ず、MSPは最後に入れて、海水と混ぜないようにすることが大事です。
まずは米ぬかと海水を混ぜていきます。
もともと、撒き餌が入っている場合で、ちょい足しする際にも手順は一緒です。

写真はちょい足しした時の撒き餌になりますが、しっかり元々の撒き餌と合わせて完成です。
ご質問に対する回答
色々疑問があると思いますので、箇条書きで回答します。
●オキアミは入れなくても良いのか?
これ、僕もすごく気になっていて最初は冷凍オキアミを追加していたのですが、マルキューのMSPがオキアミの代わりになるとわかってから、MSPで手軽にやる方が良いということに気が付きました。
そもそも短時間での釣り、もしくは時間調整での釣りですので、より手軽に気楽な気持ちで釣りをしたいという側面もあり、このスタイルに落ち着きました。
それにMSPは使っている当初こそ、僕も疑っていました。
オキアミには勝らないと思っていましたが、普通に刺し餌だけオキアミで、撒き餌はMSPでもしっかり釣果が出せます。
自分自身で何度も釣果出せているので、問題ないと思います。
どうしても心配な方はオキアミ使ってもらうしかないと思います。
●MSPって効果あるの?
先ほどと重複しますが、僕はMSPは最初疑っていました。
マルキューが新しいものを実験的に売っているだけだと認識していましたが、自分で使ってみて、撒き餌のちょい足しにはもちろん、オキアミを補助する集魚剤ペレットとして効果的だと気が付きました。
メーカーと同じ謳い文句になってしまいますが、魚が食べているんです。
しかも、コーンやオキアミをブレンドしていたのにも関わらず、MSPだけ食べているクロダイ(チヌ)がいたので、たまたまかもしれませんが、MSPに効果があると実感しています。
また、何よりこの手軽さです。
このルアーマン出身の僕にとって、手軽さや気軽さってすごい重要な要素で、餌釣りの場合、荷物が増えるし、色々手間もかかってしまうことも多いと思います。(僕は前向きに楽しんでやっているので問題ありませんが)
そうした中で、MSPを1袋道具入れに入れているだけで気軽にちょい足ししたり、撒き餌を作れるっていうのは精神的にも楽にしてくれるアイテムだと思っています。
磯の場合は2袋、防波堤の場合、使わなくても1袋は道具入れに入っています。
ちなみに、横浜の釣具店でMSPを結構買っているのは僕です。笑
あんまり売れていない製品ですので、まだまだその認知度と利便性が伝わっていないと感じています。笑
釣具店だと500円強で買えますので、是非、道具入れに忍ばせてみてはいかがでしょうか。
●そもそも撒き餌に米ぬかが入っていないのですが、ちょい足しして大丈夫ですか?
これは気分的な問題もあるのは重々承知していますが、僕は全然混ぜてしまいます。
そもそも短時間勝負ですので、撒き餌の質にはそこまで拘らず、釣りが延長して楽しめたらOKという感じでやっています。
そのため、そこまで米ぬかを追加することに抵抗はありません。
ただ、高比重でポイント釣法的な釣りをされている方は追加しない方が良いかもしれません。
米ぬかは底比重でバラけてしまいますので、釣りが大きくぼやけてしまいます。
出来れば僕の米ぬかベース理論で紹介している撒き餌にブレンドしてもらえるのが一番効果的だと思います。
高比重派の撒き餌を作っている方はベース餌を約1キロほど持っていって、MSPを混ぜれば同じようなちょい足し釣行や超短時間釣行は実現できると思います。
●どうしてもオキアミの粒を入れたいんですが・・
オキアミを入れたい場合、冷凍をうまく小分けにして混ぜるのがベストですが、釣りの終盤でそもそも持っていないのか、色々な理由があると思いますが、そういう方はMSPではなく、マルキューの「さっとオキアミ」がおすすめです。

最後までご覧いただきありがとうございます。





